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2006/10/27 |
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クレスポ「ダービーのプレッシャーはミランの方が上だ」 |
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28日に宿命の対決ミラン対インテルのミラノダービーが行われるが、インテルのアルゼンチン代表FWエルナン・クレスポ(31)が、この試合に向けてコメントしている。
クレスポ曰く、プレッシャーがかかるのはインテルよりもミランの方だという。勝ち点18で現在首位のインテルに対し、ミランはこの夏イタリア国内を騒がせた不正騒動の影響で勝ち点8減点のペナルティを受けたため勝ち点7。その差は11となっている。
クレスポはガゼッタ・デロ・スポルト紙HPで「僕らにもプレッシャーはかかるけど、ミランの方がより大きなプレッシャーを感じることになると思うよ。なぜなら彼らの場合、もし負けたりすれば、順位がさらに下がるわけだからね」と、ライバルを牽制した。
2004-05シーズンにはミランに在籍し、双方のクラブのユニフォームを着てプレーした経験もあるクレスポ。「ダービーというのは、とても不思議な気分にさせられるし、インテルとミラン、どちらのユニフォームを着るかでも変わってくるんだ。それにミランはこの20年間成功しているから厳しい状況でも落ち着いて臨めるだろうけど、インテルはそこでの勝利にとても飢えているし、そういった意味ではよりプレッシャーがある。今年は絶対タイトルが欲しいしね」と語り、大一番へのモチベーションを高めた。
第8節を終えた現時点で5勝3敗とリーグで唯一の無敗をキープしているインテルは、ミッドウィークのリヴォルノ戦で4-1と快勝し、ダービーへ弾みをつけた。対するミランは開幕3連勝後、3分1敗と苦戦が続いており、前節のキエーヴォ戦でも1-0と勝利し5試合ぶりの白星を手にしたものの、内容的には辛勝。特にシェフチェンコがいなくなったFW陣の得点力低下が顕著となっている。
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