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2006/10/26 |
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セリエA、W杯優勝も観客減の歯止めとならず |
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25日、イタリア・セリエAの観客入場者数が、9シーズン連続で減少していることが明らかになった。
ガゼッタ・デロ・スポルト紙の調べによると、今季の1試合平均入場者数は1万9511人で、1997-98シーズンの3万1161人から1万1650人が減少。今夏のW杯優勝も観客動員数増加への起爆剤とはならなかったようだ。
ファンのスタジアム離れの原因として、スタジアムでのファンの暴動や高額な入場券、競技場の劣化、そして今夏の不正問題発覚によるイメージ悪化やその不正問題により名門ユヴェントスがセリエB(2部に相当)に降格したことがその理由とされている。逆にセリエBでは、ユヴェントスの他にもかつての名門ジェノアやナポリなども戦っていることもあって、観客動員数が昨季よりも20.3%増加しているという。
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