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2006/10/25 |
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レアル会長「ラウールは退団を考えていた」 |
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24日、レアル・マドリードのスペイン代表FWラウール(29)が、同クラブのラモン・カルデロン会長に退団の意向を申し入れていたことが分かった。
カルデロン会長が明かしたもので、14日のヘタフェ戦で0-1とリーグ戦今季初黒星を喫した後、ラウールから「精神的に本当に苦しくて、夜も眠ることができない」と打ち明けられたという。さらに「もしこのような調子が続くのであれば、僕がクラブを去ることで、残りの契約でクラブが僕に対して支払わなければならない義務から解放してあげたい」と、キャプテン自らがチームの成績不振の責任を取り退団を直訴してきたことを明らかにした。
覇権奪回へ今季からカペッロ監督を招聘し、カンナヴァロやファン・ニステルローイら大型補強を行ったレアル。しかし大幅にメンバーを入れ替えたため、組織力の面でまだまだ改善が必要なことを示し、開幕から何とか白星を重ねるたものの、内容は決して満足いくものではなかった。ところが17日のチャンピオンズリーグ対ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)で状況は一変する。アウェイながら4-1と完勝すると、22日に行われたバルセロナとの伝統の一戦クラシコでは王者バルサを2-0で撃破。ラウールも2戦連続でゴールを挙げ、チームとともに復調の兆しをみせていた。
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