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2006/10/23 |
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プレミア マンUがリヴァプールに勝利 |
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イングランド・プレミアシップは21、22日で10試合が行われ、マンチェスター・Uがリヴァプールに2-0と勝利を収め、首位の座を守った。
本拠地オールド・トラッフォードが7万5828人というクラブ動員記録を更新したこの試合。マンUはその大観衆のサポーターの声援にきっちり応えた。まず39分、この試合がマンUで500試合目と節目を迎えたスコールズがギグスのクロスに合わせると、一度はGKに防がれたものの、そのこぼれ球にも素速く反応し、通算132得点目となる先制弾を叩き込む。このゴールがチームに勢いをもたらし、66分にもファーディナンドが追加点。結局、マンUがこのまま逃げ切り、前日にポーツマスを下し暫定的に首位に浮上していたチェルシーから再びトップの座を取り戻した。
節目の試合に自らのゴールでチームの勝利に貢献したスコールズは、「一番重要なことはリヴァプールを破り、彼らとの差を広げられたこと。そしてチェルシーに追いついたことなんだ。(500試合目だろうと)いつもと変わらないし、勝たなければならない1試合に過ぎない」と、冷静に試合を振り返った。
これに対し、敗れたリヴァプールのベニテス監督は「今日はこのクラブの監督として最もがっかりした日の1つだ。クラブ、そしてサポーターのだれもがオールド・トラッフォードのような特別な所で勝ちたいと思っていたからね」と落胆。この敗戦で首位マンUとの差が11と広がったが、「昨シーズンよりも良いチームになっているのは確かだし、我々はそれを証明しなければならない」と選手一人一人の今後の奮起を期待した。
ポーツマスをホームに迎えたチェルシーは55分、今期チームに加入後わずか1得点と不振に喘いでいたシェフチェンコの約2カ月ぶりのゴールで先制すると、その2分後には同じく今期新戦力のバラックが加点し、2-1で勝利を収めた。
また、レディングと対戦したアーセナルは開始わずか1分、アンリのゴールで幸先よく先制。その後も3点を加え、4-0と快勝。1試合消化が少ないながら首位マンUと勝ち点差5をキープし、4位に浮上した。
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