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2006/10/20
カンナヴァロ「チェルシーがバルサの倒し方を教えてくれた」
 22日の王者バルセロナとの大一番“クラシコ”に向けて記者会見に臨んだレアル・マドリーのイタリア代表DFファビオ・カンナヴァロ(33)が勝利へ強い意気込みを語った。
 18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)でバルサを1-0で下したチェルシーの戦い方を見習うべきと語ったカンナヴァロ。「チェルシーはバルセロナよりも強かった。ボールに対する責任感や信頼関係において彼らの方が上だった」とチェルシーの勝因を分析し、「バルサを破るためには、僕らも彼らのようなプレーをする必要がある」と、チェルシーの戦い方に王者攻略の糸口があるとしている。
 ただ、カンナヴァロはそれでもバルサに対する警戒を怠ってはいない。エースのエトーが長期離脱中とはいえ、「彼らにはまだエイドゥル・グドゥヨンセン、リオネル・メッシ、ロナウジーニョという得点力の高い選手がいるからね」と他にもスター選手が揃うことを強調した。
 W杯でイタリア優勝の原動力になったカンナヴァロが、特に警戒するのはやはりロナウジーニョなようだ。昨シーズンのクラシコでは、レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウでバルサが3-0とライバルを粉砕したが、その3点のうち、2点を挙げたのがロナウジーニョだった。レアルのDFはロナウジーニョに対して全く歯が立たず、そのあまりの不甲斐なさにレアルのサポーターがロナウジーニョをスタンディングオベーションで送るなど一際輝きを放っていた。「ロナウジーニョのことはよく知っているし、彼は本当に驚くべき選手だよ。正直、彼については僕も止める術は分からない。相手に彼のようなFWがいたなら、単純に十字架を持って、ベストを祈るしかないよ」と、白旗を揚げた。
 リーグ戦でレアルはヘタフェに今期初黒星を喫するなどなかなか波に乗れない一方で、CLではステアウア・ブカレストに4-1と快勝し、決勝トーナメント進出へ着実に前進している。この理由に関し、カンナヴァロは「国内リーグよりもヨーロッパでの試合の方が刺激になっている。ただ、これは僕たちが今後改善していかなければならない部分でもあるんだ。優勝したいのであれば、好不調の波が激しくてはいけないんだ」と語った。
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