ゆめのうつつの AOL 短期モバイル日記 第3回
ナイロビに戻る・その1(1998年12月28日〜1999年1月1日)

ホテルの従業員イヤハヤと再会
 ナイロビに戻るとなぜか安心する。
 故郷に戻った感じがする。

 これは1年に1回来ているからそう思えるのかもしれない。
 ここに住んでいる人たちは、特に日本の人たちは不便さを感じているのかもしれないが、そういうことは抜きにしても、いかにナイロビの街が大都市化しても、いかに車の台数が増えても、ナイロビは高地(標高2000m近い)でありアフリカであり、
アルマンスーラ19号室
空気は澄み、毎朝の夜明けと毎夕の日没が実感でき、花が咲き、太陽があらゆるものを同等に照らしてしかもビールがうまい。
 言い尽くせない魅力がナイロビにはある。

 ナイロビのダウンタウン、ルトゥリロードを下り、リバーロードまでの道は懐かしい色と匂いのするにぎやかな通りだ。この通りの左側にアルマンスーラホテルがあって、僕はこのホテルをだいぶん昔から使わせてもらっている。
窓からダウンタウン・リバーロード方面を望む


 このホテルは4階建てで1階がレストラン。2階にレセプション・物干し場、客室3・4階は客室のみ。インド人経営で一泊ツインで約500円と安い。そしてレストランのチャイとサモサは旨く、その他の下町料理も種類がいろいろあるのだ。

 下町の連中に聞いてみるとアルマンスーラは「安い・旨い・そして店がきれい(いつも掃除が行き届いている)」とのこと。僕だけでなく地元の人たちからも愛されているホテルだ。
4階客室廊下付近の様子

つづく


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