翌朝6時にジョグジャカルタに着き、さっそく客引きが朝から仕事をしていました。

彼に付いていくと、25000ルピア(約380円)でトイレ・シャワーが付いたきれいな宿でした。

宿の前は、安宿やお土産物屋や、レストランがあるツーリストエリアですが、 車やバイクも通れない狭い通りで、こじんまりとしていてなかなか居心地が良さそうです。

そして、ジョグジャカルタのハイライト、仏教三大遺跡のひとつである、ボロブドゥールを見るために、 今朝行ってきました。

自分で行くのがめんどくさかったので、ヒンドゥー教遺跡のプランバナンにも連れていってくれる、 40000ルピアの早朝ツアーに参加しました。

朝5時に出発するので4時半に起きると、 ここでも朝早くからコーランがスピーカーから流れているのが聞こえました。

こんな朝早くに起きることはほとんどないので、新鮮です。 マウンテンバイクで走っている地元の人たちがやたら多くいます(どうやらMTVのイベントがあったようです)。 ボロブドゥールには6時に到着。

朝の空気の中、散策するのはいい雰囲気でした。 客引きが言っていた通り、観光客も少なく、ちょっと裏手にまわると、「シーン」としていて、 鳥のさえずりが聞こえてゆっくり見ることができました。

でも、アンコールワットにはとうてい及ばない、ちょっと期待外れの遺跡でした。

その後、プランバナンに行きましたが、もう昼近くで、日曜日ということもあって、 インドネシア人も多く、たくさんの観光客。日本人ツアーも多くいて、ゆっくり見るような感じではありません。

遺跡のまわりも完全に公園として整備されていて、 アンコールワットのような、「自然の木々の中に調和した遺跡がある」のではなく、 どちらかというと日本にあるように作り上げた雰囲気です。

でも、アンコールワット、ボロブドゥールと見たからには、 仏教三大遺跡のあとひとつ、「ミャンマーのパガン」に行ってみたいものです。

バリ島までは、もう夜行で一晩の距離まで来ました。

今日、同じツアーだった、バリから来た女の子が、「ジョグジャカルタは思ったより日本人が少ないですね。 バリは日本人ばっかりで、思わずここが日本か?と思う瞬間がありましたよ」と言うのを聞いて、 ちょっと不安になります。

自分も日本人なのに、なんか苦手なんです。



なんだか、とにかく長い長い道のりを移動しているようです。 文章ではわからないですけど、気の遠くなるような旅のような気がします。 大切なお尻を大事にして下さい。

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