ブキティンギでジャカルタ行きのバスのチケットを買いました。

認識はありましたが、旅行代理店で、「ジャカルタまでは1600kmで、 バスで35〜44時間かかる」と言われると、僕のお尻もうずいてきます。

翌朝、9時に旅行代理店へ行き、タクシーの送迎でバスオフィスへ行きました。

お尻を考慮して、その会社の一番高いクラスのチケットを買ったので、 横に1席と2席の計3席。全部で21席のエグゼクティブクラスのなかなか快適なバスでした。

でも英語が通じず、お昼前に止まったときに「ここで昼食か?何時に出発する?」と聞いたのですが、 要領を得ず、そのままバスの中で待っていると、乗り継ぎ客のバスを待っていたらしく、 結局2時間待たされました。

おかげで昼食も摂りそこなり、物売りの、焼き鳥をおでんのような感じにした物をバスの中で食べました。

夕食も4時すぎに止まったドライブインがそうだったらしく、 時間が早いので食べないでいると、次に止まったのが夜の10時すぎでした。

もう疲れて食欲もなくなっていたので、カップラーメンを買って食べました。

カップラーメンをすすっていると、足元に小さい箱を持った少年が立ち何か言っています。

靴磨きかと思って、「No」と首を横に振ると、 突然足をマッサージしだして、「3000ルピア(約45円)」と言っています。

もう一度「No」と言うのですが、なかなか止めようとしません。

この少年、疲れているのか、なんか力がなく、言われている自分も寂しい気持ちになってきます。

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