ラオスのデット島からタイへ戻る途中に、チャンパサックという町に寄り、 クメール族が3〜13世紀頃に作ったというワットプーというオナラみたいな名前の遺跡のガレキを見てきました。 そのあとパクセに戻り、ラオス通貨いくらか余っていたので一泊し、タイとの国境バンタオへ向かいました。 朝7時半にバス停に行き、バンタオ行きのソンテウ(乗り合いトラック)に乗ります。 ソンテウは人がいっぱいにならないと出発しません。 お腹が空いたので、露店に焼き鳥ともち米を買いに行きました。 「タオダイ(いくら)?」と聞くと、「ひとつ1000キップ」とのこと。 ズリと牛のようなものを選び、もち米を2000キップ分頼み、5000キップ(約60円)札を 手に持っていると、おばちゃんの娘らしい少女がもう一本焼き鳥を袋に入れました。 「おっ、オマケか」と思っていると、 「はい、これで5000キップちょうどね」とにっこり笑ってお金を受け取りました。 焼きたての鳥と、炊き立てのもち米は、とてもおいしそうなのですが、もち米が熱すぎて手で食べれません。 ソンテウに乗り込み、冷めるのと出発するのを待っていました。 すると向かいのおばちゃん3人組が、 持っていた朝食セット(もちろん焼き鳥ともち米)を取り出し食べ始めました。 「ほら、お前も食べな」と言ったので、自分のアツアツのもち米を手で取りながら焼き鳥を食べ始めました。 おばちゃんが、「これを付けてみなさい」とタレのようなものをもち米に付けて食べると、 「辛い!」のですが食欲をそそります。おばちゃんが持っていた焼き鳥も分けてくれました。 ラオス・タイの国境はスムーズで、ここも地元の人は行き来しているオープンボーダーです。 タイ側には、さっきラオスでで見たリヤカーのポーターが、今度はタイで客を待っています。 イミグレの間が200mほどあるのですが、やはりここにもどっちの国かわからないお店があり、 ハンモックを見つけたので余ったキップで買いました(ちなみに約200円)。 タイ側に入ると一気に店が増え、物も豊富なのがよくわかります。 |
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