「ip2000プロジェクト」の吉澤由香@東京です。
クルーズは8/19までですが、私はレンタル機材の返却や次の仕事の 準備のため、ちょうど旅程の真ん中、イタリアで帰国しました。 まだ旅を続けたかったんですが…オシゴトですのでね…

イタリア上陸前夜、 はらはらと火山灰(エトナ火山?)が降る中での日没はまるで紗をかけたようで格別の美しさ。 洋上で見る最後の夕陽でした。

香港から撮り続けてきた番組『ドリームキャッチャー』もイタリアで最終回。 (オンエアはスカイパーフェクTV VAIONetにて7/30から)今回コーディネーターを務めてくださったのは、 リーダー川井拓也がメール・マガジン『日刊デジタル・クリエイターズ』で1月から連載しているコラムの愛読者、 ローマ在住の山根緑さんと村上輝有さん。

私達を応援してくださり何回かメールのやりとりがあったのですが、面識は無し。 そんなお二人のご好意に甘え、現地での水先案内人をお願いしてしまいました。

インターネットの力を縦横に活用したクリエイティブを目指すip2000はまた、 ネットの生んだ人間関係に支えられてもいるんですね。

翌日。イタリア特有の季節風“シロッコ”の砂埃吹くチビタベキア港到着。 と、2台の車が登場、1台にはきれいにバカンス焼けした颯爽たる山根さん、 出版関係のお仕事をなさっていてローマ在住20年以上という方です。

もう1台にはイタリア人のご主人と6歳の息子さん、そしてデザイン学校に留学中の好青年村上さんが。 一同感激の初対面!(山根さんと村上さんもこの日初めて会ったのでした)

1時間半ほどでローマへ。
久しぶりに訪れるイタリア、遺跡が見えてくると「懐かしー」という気分に。 イタリアは私にとって居心地のいい国のひとつ。 例えばフランスは来訪者に緊張を強いるような雰囲気がありますが、 この国にはそうした“ピリピリ”が少ない。まあ国との相性ってありますよね。

山根さんご一家のお友達をご紹介いただき撮影。表札彫刻のマエストロや DIY用品店のご主人など、「この道一筋」の味のあるチャーミングなオジサマ たち。仕事道具の並ぶ工房やひっきりなしに客の訪れる店先など、まるで 映画のようなシチュエーション!

山根さんのテキパキした通訳で快調に進行し、更にその夜の宿までご手配 いただき、彼女こそはip2000のマドンナ!でした。

*写真は上から
「夕陽と火山」「イタリアンなゴミ箱」「マエストロ」


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