しつこいバイクタクシー、ぼったくり、スリ・ひったくりと、 悪いうわさばかり聞いていたベトナムですが、バイクタクシーはあっさりしたもの、 屋台も無茶苦茶なぼったくりはなく、ベトナム人価格ではないものの、 しょうがないと思えるツーリストプライスで、ちょっと拍子抜けしました。

街は、バイクと車が行き交い、時折聞こえるHYUNDAIのトラックのクラクションがインドを思い出します。 ベトナム人といえば、わらの三角帽子にアオザイ。

三角帽子は健在で、あちこちで当たり前のように見れますが、サイゴンではアオザイは、 ホテルや銀行、レストランの制服などでしか見れませんでした。

ベトナムにも屋台はたくさんあるのですが、イスが銭湯の腰掛けみたいに小さく、 地べたに近い所で背中を丸めながら食べます。

米の麺でできたラーメン(うどん?)みたいなものや、楽しみにしていた本場生春巻きを食べましたが、 最初にツーリストレストランで食べた生春巻きは大失敗。 二度目に屋台で食べたのは、まぁまぁおしかったのですが、 大阪西中島のタイレストラン「ベトナム風生春巻き」には負けてました。

ベトナムは、フランス植民地時代の影響でフランスパンが一般的に食べられています。

コーヒーも、タイのような「ネスカフェ」ではなく、ドリップ式の本格派?ですが、 練乳を入れてメチャメチャ甘くして飲みます(ブラックもあります)。

カフェの屋台も(といっても、小さいイスと机があるだけですが)たくさんあり、歩き疲れた時にはそこで休みます。

ある時立ち寄った屋台カフェで、アオザイ風の服を着たカワイイ女の子がお父さんと店番をしていました。 「写真を撮らせて」と言うと笑って「No」と言われました。

2、3日して、またその近くを通ったので再び立ち寄り、 ペプシを飲みながら何度もお願いしましたが撮らせてくれません。笑っているので、 無理矢理撮ろうとすると、走って逃げてしまいます。残念ながら諦めました。

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