カンボジア・プノンペンから、6ドルのツーリストミニバス(ハコバンのこと)に乗って行きました。

朝の7時半に出発。勝手にプノンペン・国境間はちゃんとした舗装路と思っていたのですが、 これまでほどではないにせよ、最初はふわふわしたジャンピング、時々かなりキツイガタガタ道でした。

国境には13時前に着き、食堂にはすでに他のバスで着いたツーリストで満員でした。 たまたま、タイからシエムリアップのバスで同じで、同じ宿に泊まったイギリス人がおり、 空いていた席に座らせてもらいました。

食事をし、さあ国境へ、というタイミングが、ここにいる3〜40人のツーリスト全員同じなので、 カンボジアの出国イミグレは大行列。後ろの方だったため、なかなか順番がきません。 イミグレのおやじもスムーズじゃないようです。

やっと近づいてきたと思ったら、少し前でカンボジア人が割り込んでいます。 前のカナダ人は、しゃべっていて気付いているのかいないのかという感じ。

どうりで。時々そうしてカンボジア人のガイドらしき人が、数冊のパスポートを持って、 横から係員に話し掛けて割り込んでいたようです。

自分の前にも、若い女の子が割り込みましたが、 長時間待たされイライラしていたので、「No!この前後は同じグループだ!!」と怒ってしまいました。 すると、この女の子は自分のうしろに入り、入られた同じバスの欧米人は何も言いません。 注意しろよ!という感じです。

カンボジアを出国、てくてく歩いてベトナムの入国へ。 そして、待っているベトナムのマイクロバスへ乗りました。 結局、国境で2時間以上待たされ、15時半にバスは出発、18時すぎホーチミンに着きました。

ここも、バンコクのカオサンと同じようにツーリストエリアがあります。 手頃な宿を探しながらいくつか聞くと、やはり5ドルが安い相場のようです。 一度4ドルに下げると言った部屋を見ましたが、連れ込み宿っぽく、 ベッドの横になんの区切りもなくバスタブがありました。湿気ってそうだし、窓もないのでやめました。

ひとつ、細い路地の少し奥に「HOTEL」が見え、聞くと「6ドル」と。 「高い」と言って歩き出すと、別のおばちゃんが、こっちへこいと案内します。 連れて行かれたのは、普通の家。そういうものがあるのは知っていたので、値段を聞くと4ドル。 部屋を見せてもらうと、外から2Fへ小さいらせん階段を登ります。

入り口の前が小さいテラス、手前に居間があり、奥にはダブルベッド(アジアではよくダブルベッドで、 手足を伸ばして天地左右がひっくりかえっても寝られます)、 奥にはシャワーとトイレと、新しくはありませんが、清潔な感じです。 ちょうど、下宿のような雰囲気。OKし、「宿帳に記入するの?」と聞くと、 やっぱりそんなものはありませんでした。

この宿(家)の前の通りは、ベトナム人生活エリアで雰囲気があります。 ベトナム人は、カンボジア人よりもチャイニーズ系が多いのか、色の白い人が多いです。 カンボジアの強烈な日差しでいっそう日焼けした自分なんか黒い方です。

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