夜の7時過ぎに、案の定、客引きのゲストハウスに連れて行かれ、 「こんな時間にほかの宿が探せるかいな」と思いましたが、新しくきれいなゲストハウスで、 シャワーとトイレが付いて、朝食のパンと洗濯がタダで、$3と手頃だったので、結局そこに泊まりました。 次の日、朝食をとっていると、「アンコールワットにはいつ行く?」と聞かれ、 「たぶん明日だ」と答えると、「天気がいいから今日がGoodだ」と言います。 今は雨季に入ったので、たしかにそうだし、体調もいいので急遽行くことにしました。 宿にたむろしている青年たちは、バイクタクシーのドライバーでもあります。 人懐っこく、片言の日本語を話す青年もいます。1日チャーターして$6。 えなりかずきをかっこよくしたような青年が、自分のドライバーです。 アンコールワットは、その規模がとても広く、バイクなしではとてもまわりきれません。 1日では全てを見ることもできないでしょう。 歴史認識が乏しい自分に、「アンコールワット」を記憶したのは、かなり前に読んだ、 30年ほど前にアンコールワットを撮影したくて亡くなった、戦場カメラマンの一ノ瀬泰造の本、「地雷を踏んだらサヨウナラ」でした。 遺跡にそれほど興味があるわけではないので(その割にはこの旅で結構見ていますが)、 「一ノ瀬泰造が撮りたかったアンコールワットを見てみたい」という気持ちでした。 途中、1日券$20を払い、アンコールワットへ向かいます。 この「$20」という高い値段が、またもや納得できなかったのですが、 最初に行った、アンコールトムのバイヨンがすばらしく、「ハーッ、 これはすごいわ」と思わずため息が出ます。これなら$20も惜しくはありません。 そのほか、いろいろ見て回り、メインのアンコールワットも見ましたが、やはり、 最初のバイヨンが一番感動しました。夕方スコールにあい、高台で遠くのアンコールワットを見て、 一日は終わりました。高台から、サンセットが見れなくて残念でした。 今日は町をブラブラしていますが、宿は大通りから少し入った民家の中にあり、 オープンカフェのテレビを柵から子どもたちが見ていたり、遊んでいたりと、 なかなか雰囲気がいいところにあります。
カンボジアはなかなかいい国です(今のところ)。アンコールワットは一見の価値あり!です。
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アランヤプラテートへ一度行きたいのです。なんとなくですが。 カンボジアはどんな日々でしょう?バンコクが恋しくなるかも。 |
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