パトナもたいして見るところもなく、暑くて疲れていたので、ほとんど部屋にいました。 少し贅沢して、TVのある700円の部屋です。ワールドカップも、映画も見放題です。 パトナで下痢は治まりました。

「キーッ、ガッシャン!!」の音に、ホテルの窓から外を見ると、車がバイクに追突し、 バイクが転倒した事故のようです。

人が寄ってきて介抱し、擦り傷だけのようですが、なんと、その介抱した人が追突した車を、 「先に行け」と合図し、車は走り去ってしまいました。バイクもそのうち走り出しました。

インドでは気をつけないと、車にぶつかられると損をします。

パトナで1泊し、カルカッタ行きの列車に乗るために駅に向かいました。 駅前で、入ってはいけないエリアにリクシャーがいるのを見つけた警官が、 リクシャーのタイヤの空気を抜いて、「あっちへ行け!」と怒っていました。

カルカッタ行の列車を待っていると、2等自由席の乗客が、身体をはみ出してしがみつき、 列車が出発していく光景を見ました。さすがに、バックパックを持って、あれには乗れないなぁ…。

そうして、カルカッタに着きましたが、ここも寂れています。 写真を撮る身とすると、インドは全然シャッターが降りません。 そういう感覚が、立ち上がってこないのです。

3週間ほど滞在したネパールでは20本近く撮りましたが、インドではまだ5本ほど。 自分が見えてないだけなのか、暑さにやられてしまっているのか、疲れているのか…。 めしも、自分には合いません。タイのめしが懐かしいです。

正直言って、人や町が面白ければ、退避勧告なんてなんのそので、 ここに居続けていると思うのですが、カルカッタの光景を見て、 「やっぱりインドはもういいや」と、自分の中で結論を出してしまいました。

そうして今日、10日月曜日発のバンコク行のチケットを買いました。 次は、カンボジア、ベトナム、中国、ラオスの予定です…。

うえぽん

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インド脱出をお勧めいたします。疲れたときは好きな国へ。 地獄のナイロビも他のアフリカ諸国を回ると、懐かしく戻りたい街に変わるようです。 ではでは、干からびたりしないでくださいね。日本に帰られたら餃子でも食いに行きましょう。

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