普及して観光地には必ずあるだろうインターネットカフェに行って手持ちのPCのLANコネクタにLANケーブルを繋げればちょっとした設定で接続が可能で、 なおかつ電話線いらず。ただしこの方法は少し技術的な知識の土台がないとまずいかもしれません。

それは例えば設定を元通りにしたり、自分で手直ししたり、 インターネットカフェの店番と一緒にああでもない、こうでもないと設定をすることがあるでしょうから。

また電話線を使った海外ローミングサービスは近年ますます途上国のアクセスポイントが増えて、 また速度も56000bps、33600bps対応が大半となり品質も向上しました。

途上国でないところは日本しかり、高品質を提供しつづけているから問題はありません。 ただし海外ローミング接続のためのソフトウェアが昔より重い処理を要求するのは悲しいところですが。

そしてなにより通信が楽になったのは、普及により現地の人々の理解が得られるようになったことです。

例えばビジネスセンターと呼ばれる高級ホテル内施設で電話線を借りてPCを繋ぐ行為を理解し了解してくれること、 例えばインターネットカフェでLANを接続したいと伝えて設定できる店番がいること(もちろんそうでないとこもあるでしょうけど)、 また例えば現地のプロバイダの情報をインテリの現地人は知っていることですね。

最近、僕は彼らと友達になる手段のひとつとして日本のパソコンの安いWEB通販の店を教えたり、 写真を撮ってメールで送る約束をしたり、PCの使い方を教えたりして、 仲良くなって食事をご馳走になったりしています。

ITの普及はまだまだこれからで、 技術的な会話を望む知識に貪欲な現地人が沢山いるのが途上国の現状と感じてます。

山谷

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海外でのモバイル事情、PCやデジカメ持ってると人気者になるんですよね。第2回楽しみにしています。

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