チャーン島に行ってきました。バンコクから南へバスでカンボジア方面へ6時間のトラートという町から、 乗合トラックに乗って30分、そこから船で1時間の島です。 いくつかビーチはあるのですが、一番賑やか? というホワイトサンドビーチでソンテウ(乗合トラック)を降ろしてもらい、宿を捜しました。 タイでは、見かけと値段が一致しないこともあるので、 最初にきれいな宿で値段を聞くと1,800B(1B=3円)。 その次が300B→250Bと、100B代を考えていたのですが、なかなか安い宿がありません。 結局ビーチの端まで来てしまい、200Bの「MOON LIGHT RESORT」という、 なんとも高級な名前のバンガローに落ち着きました。 バンガローにもいろいろランクがあり、自分が泊ったのは一番安いバンガロー。 まさに鳥小屋のような高床で、天井・床・壁すべてに隙間や穴があります。 天井から射す光が気になったのですが、案の定スコールの時には少し雨漏りがしていました。 薄い布団に、蚊帳。そういえば幼稚園の時以来の蚊帳の経験です。 蚊が多いタイではかなり有効で、安心して眠れます。 床の下は、ニワトリや、犬や、ネコや、孔雀が歩いています。 水が貴重な為、共同シャワーは浴槽のような水溜にたまった少し濁った水。時には水が少なく苦労します。 もちろん、それなりのお金を出せば部屋にシャワーの付いたバンガローもあります。 そんな、「いまいち」の宿だったのですが、従業員もいい人たちで、ビーチの端で静かで、 宿の前の木に吊るされたブランコがよくて、結局2週間滞在しました。 チャーン島は、比較的バンコクからも近いので、タイ人の観光客も多く、 週末はバンガローも満員。半数以上がタイ人です。自分のバンガローのまわりもタイの人たちで、 間違えられてよく話しかけられたりしました。 「ロンリープラネット」にはこの島は載っているのですが、 「地球の歩き方」にはアクセスしか載っていないため、思っていたとおり日本人をほとんど見かけず、 ゆっくりできました。 朝起きて、ゆっくり朝食。お気に入りのブランコで、バンコクの古本屋で買った日本の本を読み、 時に泳ぎ、眠り、散歩をし、夕方にはランニング。クールダウンにまた泳ぎ、夕陽が沈むのを眺めて、夕食。 というゆったりとした毎日でした。
後半はその生活にも慣れ、ボーッとしていても時間が経っていくようになりました。
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