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タイトル
1972年のぴあ創刊から毎年行われている、ぴあエンタテインメントの人気投票「ぴあテン」
今年もぴあユーザーの皆様より熱のこもった投票がたくせん寄せられました。
歴代の名だたるぴあテン受賞作に新たに名を連ねるのは、果たしてどの作品か?
映画 音楽 クラシック 演劇 アート スポーツ イベント&レジャー NEWCOMER
 




映画
日本映画、ここでも絶好調! 『パイレーツ…』は貫禄の1位
音楽
初のソロ・アルバムが大ヒットの堂本光一が首位!
 パイレーツ・オブ・カリビアン /デッドマンズ・チェスト
パイレーツ人気強し! 昨年、洋画ではダントツの人気を博した同作が、ぴあテンの得票点数でも圧倒的な数字を記録して1位に。待望のシリーズ3作目が待ち遠しい。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」写真
(C)Disney Enterprises, Inc. & Jerry Bruckheimer, Inc.
  2位 フラガール
3位 ダ・ヴィンチ・コード
4位 THE 有頂天ホテル
5位 デスノートthe Last name
6位 木更津キャッツアイワールドシリーズ
7位 デスノート前編
8位 日本沈没
9位 嫌われ松子の一生
10位 ゆれる
ハリウッド映画を凌駕する勢いで日本映画が好調だった2006年。ぴあテンでも半数以上を日本映画が占める結果となった。そんな中、1位は『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』で、人気の強さを裏付ける結果に。その 他、昨年前半最大のイベント・ムービーとなった『ダ・ヴィンチ・コード』や超豪華キャストが注目を集めた『THE 有頂天ホテル』など話題の大作や人気シリーズが上位を占める中、つい先日発表になった日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した『フラガール』が2位と大健闘。『デスノート』が前・後編両方でベスト10入りしているのも、昨年のブームを反映した結果といえる。

 「堂本光一」
7月のソロ・シングル『Deep in your heart/+ M I L L I O N but-LOVE』に続き、9月にはソロ・アルバム『mirror』を発表。その当日から全国ツアーを展開し、もちろん各地で大盛況。
2位 Mr.Children
3位 コブクロ
4位 SMAP
5位 ENDLICHERI☆ENDLICHERI
6位 倖田來未
7位 絢香
8位 アンジェラ・アキ
9位 KinKi Kids
10位 パク・ヨンハ
KinKi Kidsとしての活躍に加え、お馴染みの舞台『Endless SHOCK』は連日満員御礼、初のソロ・アルバム『mirror』が大ヒットを記録し、何から何まで「流石」としか言いようのない結果を残した堂本光一が首位に。ちなみに、くだんのミュージカルは1月にサントラが発表されたのだが、言うまでもなくアルバム・チャート1位を獲得。これは、ミュージカルのサントラとして史上初の快挙でもあった。そしてMr.Children。11月に発表した『しるし』は、年が明けても上位にランクインする、シングルとしては異例のロング・ヒットに。また、絢香、アンジェラ・アキといった新人女性シンガーがあっという間にトップ・アーティストの仲間入りを果たしたのも'06年の特徴で、つまり、男性シンガーの大ブレイクはまたもやなかったということでもある。




クラシック
モーツァルト人気で拍車! クラシック大衆化元年となる!?
演劇
常勝ブランド・新感線の意欲作を幅広い層が支持
  1位 ウィーン少年合唱団
2位 ヨーヨー・マ
3位 イングリット・フジコ・ヘミング
4位 高嶋ちさ子
5位 小澤征爾
6位 キエフ・オペラ
7位 村治佳織
8位 倉本祐基
 ラ・フォル・ジュルネ・
 オ・ジャポン
世界最大のモーツァルト・フェスティバルを標榜した2006年は、チケット販売16万枚、動員総数49万人と言う破格の結果を残して幕を閉じた。ここにクラシックの革命が始まった!?
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン写真
撮影:久保靖夫
 
10位 五嶋龍
ウィーン少年合唱団にヨーヨー・マ、フジコに高嶋ちさ子と続く今年のランキングからは、いよいよクラシックの大衆化が本格的に浸透してきたことが感じられる。言い換えれば、ただ素晴らしい演奏をしてくれるだけではなく、さらに一歩踏み込んで、素敵な時間を過ごしたという強い印象を残してくれるアーティストが、ランキングに名を連ねる条件になったいうことだ。圧倒的な実力と知名度に、親しみやすい名曲の数々を連ねたウィーン少年合唱団はまさにその象徴。昨年のキーワードとなったモーツァルトの香りも存分に漂わせて1位獲得。病からの復帰となった我らがマエストロ小澤征爾の5位は、ファンの喜びの現われか。今年3年目を迎える「ラ・フォル・ジュルネ」はさらに上を狙えること間違いなし。今年もクラシックブームは続きそうだ!

 新感線☆RS
  「メタルマクベス」
シェイクスピアの名ゼリフを活かしたナンバーが全編を覆うロック満載の音楽劇。演出はもちろん、いのうえひでのりが手がけ、5月に松本、5〜6月に東京、6〜7月に大阪で上演された。再演が待たれる。
新感線☆RS「メタルマクベス」写真
(C)引地信彦
  2位 「SHOCK」
3位 「ダンス オブ ヴァンパイア」
4位 「リボンの騎士 ザ・ミュージカル」
5位 四季「マンマ・ミーア!」
6位 新感線☆NEXUS「Cat in the Red Boots」
7位 四季「オペラ座の怪人」
8位 「OUR HOUSE」
9位 四季「ライオンキング」
10位 PARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」
活動25年間の積み上げと、企画性の新しさがかみ合った新感線の「メタルマクベス」には、劇団のファンばかりでなく、演劇界全体の視線が集中。何より、シェイクスピア悲劇をヘヴィメタルにのせて描くというチャレンジ企画に賛同した顔ぶれが頼もしかった。宮藤官九郎が脚色し、内野聖陽、松たか子がマクベス夫妻を演じると聞けば、演劇通でなくても、身を乗り出さずにはいられない。様々な志向の観客を呼び込んだ間口の広さこそ、首位奪取の勝因だろう。森山未來、北村有起哉、上條恒彦らの好演も忘れがたい。このほか、全国各地でロングランを行いながら、クオリティをキープし続ける劇団四季が「マンマ・ミーア!」「オペラ座の怪人」など大作ミュージカル4本をランクインさせ、堂本光一などジャニーズ勢が多くの舞台で印象的な成果を残した。




アート
ダリ、ルーヴル、フジタなど、希代の展覧会に軍配
スポーツ
『トリノ五輪』金・荒川が王ジャパンに僅差の勝利!
 「生誕100年記念
  ダリ回顧展」
シュールレアリスムの巨匠、ダリの初期〜晩年の足跡をたどる一大展覧会。スペインのガラ=サルバドール・ダリ財団とアメリカのサルバドール・ダリ美術館から、主要な油彩画60点などが来日した。
《ネロの鼻の近くの脱物質化》(1947)
クレジット
  2位 「ルーヴル美術館展―古代ギリシア芸術・神々の遺産」
3位 「生誕120年藤田嗣治―パリを魅了した異邦人」
4位 「スーパーエッシャー展」
5位 「ディズニー・アート展」
6位 「プラド美術館展」
7位 「若冲と江戸絵画展」
8位 「大エルミタージュ美術館展」
9位 「オルセー美術館展―19世紀芸術家たちの楽園」
10位 「ダ・ヴィンチ・コード展」
東京のみの開催にも関わらず、「ダリ回顧展」が堂々1位を獲得した。連日行列ができるほどの人気ぶりで、来場者50万人以上を記録。会期中は相乗効果で上野エリア全体がにぎわったほどだ。20世紀の奇才芸術家、サルバドール・ダリの貴重な作品が一挙公開されたのは、生誕100年記念だからこそ実現したといえる。同じくレアな展覧会として「藤田嗣治」が3位に健闘。約20年ぶりとなる回顧展の会場は、待ちに待ったファンの熱気にあふれていた。2位に輝いた「ルーヴル美術館展」は、'05年に続く第2弾で、古代ギリシア芸術の至宝が来日。やはりルーヴルは不動の人気だ。そのほか「エッシャー」(4位)「ディズニー」(5位)「若冲」(7位)など、バラエティ豊かな展覧会がそろった。9位の「オルセー美術館展」は、現在東京に巡回され好評を博している。

 荒川静香
『トリノ五輪』前は安藤美姫に主役を譲ったが、日本人唯一のメダルを獲得し、フィギュアスケート界は荒川静香一色に。『五輪』後、プロ転向を表明した。
荒川静香写真
(C)AFLO
  2位 WBC
3位 浅田真央
4位 SHINJO
5位 ミハエル・シューマッハ
6位 北海道日本ハムファイターズ
7位 イチロー
8位 浦和レッズ
9位 バレーボール全日本女子
10位 高橋大輔
フィギュアスケート勢、強し。昨年の浅田真央に続き、『トリノ五輪』で金メダルを獲得した荒川静香がスポーツ部門ナンバー1の座に就いた。メダルゼロの日々を積み重ね、日本中がフラストレーションに包まれる中、荒川は完成度の高い演技で国民の溜飲を下げさせた。荒川の活躍はアイスリンクだけにとどまらない。フリープログラムの曲『トゥーランドット』がヒットし、代名詞のイナバウアーは『流行語大賞』を受賞し た。昨年は、まさに荒川イヤーと言っても過言ではないだろう。僅差の2位についたのは、『WBC』だ。クールなイチローの熱い姿や誤審問題のモヤモヤが日本人に琴線に触れた格好となった。4位・SHINJO、5位・ミハエル・シューマッハ、など、現役を終えた大物たちがランキング上位に名を連ねたのも特徴と言える。




イベント&レジャー
東京ディズニーリゾートと表参道ヒルズがやっぱり人気
NEW COMMER
実力本位はぴあテンならでは、ブレイク直前の胎動も!
 
1位  東京ディズニーランド
 東京ディズニーシー
オープン前から話題になっていた、スリルいっぱいの新アトラクション「タワー・オブ・テラー」が9月に登場! 5周年記念イベントも次々開催された。
東京ディズニーシー写真
撮影:村岡栄治
  3位 表参道ヒルズ
4位 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
5位 鈴鹿サーキット
6位 六本木ヒルズ「クリスマスイルミネーション」
7位 「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」
8位 「世界遺産ナスカ展−地上絵の創造者たち」
9位 「のだめフェスティバル」
10位 ラゾーナ川崎プラザオープン
今年も東京ディズニーランド、東京ディズニーシーが圧倒的な強さでワンツーフィニッシュ! 5周年記念のスペシャルプログラムや新アトラクション「タワー・オブ・テラー」のオープンで人気を集めた東京ディズニーシー。東京ディズニーランドは、その変わらぬ魅力が人気の秘密だろう。3位は2月にオープンした複合施設、表参道ヒルズ。続いてやはり開業5周年を迎えた大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン、最後のF1日本グランプリが開催された鈴鹿サーキットが4位、5位に。「ミイラと古代エジプト展」「世界遺産ナスカ展」という、古代ファンの心をくすぐった国立科学博物館の2展は並んで7位&8位にランクインした。

 絢香
デビュー曲「I believe」のスマッシュ・ヒットで一躍時の人に。その後は、「三日月」などのヒット・シングル4曲を含んだ1stアルバム『First Message』のミリオン突破、レコード大賞最優秀新人賞受賞や紅白出場など文句なしの活躍で、一気にシーンの頂点に駆け上がった。
絢香写真
  2位 アンジェラ・アキ
3位 KAT-TUN
4位 松山ケンイチ
5位 アクアタイムズ
6位 チャットモンチー
7位 ENDLICHERI☆ENDLICHERI
8位 中村中
9位 ダニエル・パウター
10位 YUI
ポップス部門でも上位にランクインした絢香が見事1位を獲得! 幅広い世代から男女問わず支持を集めており、「とにかく声に魅了された」(18歳・女性)、「実力が素晴らしい!」(38歳・男性)など絶賛コメントが多かった。2位は同じくその実力の高さへの評価が多かったアンジェラ・アキが。若手最注目の演技派として注目を集める松山ケンイチにも熱い賛同の声が集まっており、新人であっても表面だけではなく実力本位で人気を集めている傾向を表している。エンタメ感度の高いぴあ読者ならではのランキングと言えるだろう。




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