「納得できる作品を作れたという手応えはあったんですが、こんなに多くの人に聴いていただけることは想像してなかったので、最初はピンと来なかったんですよ。でもまわりの人が“良かったね”って言ってくれたり、スタッフのみんなが大喜びしている笑顔を見て、これは素晴らしいことなんだなって、実感しました（笑）」

「できるだけプレッシャーに感じないようにしようと思ってるんですよ。気合いを入れすぎたり、考えすぎたりすると、良くない方向に行ってしまうから。もともと、勘でやっていくタイプなんですよ。歌も曲作りも全部勘。頭で考え出すと、何も出来なくなってしまう。音楽活動をやる上で一番大事なのは自分を開放していくことだと思ってます」

「私はロックでミュージック・シーンに挑戦していきたいんですよ。だからこの曲をリリースできることはとてもうれしいですね」

「多保君が大量に楽曲を作ってきたんですが、特にこの曲がかっこ良かった。その直後にモード学園のお話をいただいて、ぴったりだなって思いました。モード学園からは“普通は変にかなわない”というキーワードをもらっていたので、そのキーワードを意識して歌詞を考えていきましたね。モード学園に通いたい子はきっと個性が強くて、やりたいことがあって、でもまわりに馴染めなかったりしたんじゃないかなって」

「私も他の街の人とバンドを組んだりして、この子、変やな、どうしたんやろうって、珍しがられたりしたんですよ。でも平均的に何でもできる子よりも何かひとつできる子の方がかっこいいんだ、私は絶対に音楽をやるぞって思っていたので、その感覚はモード学園の曲にもフィットするんじゃないかなって。悩んでる子が自分は自分でいいんやって感じてもらえたらと思って書きました」

「曲だけ1年前にできました。めちゃめちゃ忙しい時期が過ぎた直後に引っ越しをして、新しい部屋で急に時間ができたら、なぜかさみしくて孤独な気持ちになったんですよ。そういう時って、私はアコギを弾いたりするんですけど、なんとなく弾いてるうちにサビのメロディが出てきて、そこから作った曲ですね。１年間寝かせて、曲決めの時に、“こういう曲もあるよ”って聴かせたんですよ。私は小心者で傷つくのが嫌なタイプでなんですが、“いいね”って言ってもらえてホッとしました（笑）」

「いい作品をどんどん作っていくこと。あと、ドーム・ライブが夢なので、そこまでの道のりを一歩一歩確実に歩んでいきたいです」