――予習として、映画や対談本について簡単に教えていただけますか?
「映画『カンフーシェフ』(主演:サモ・ハン・キンポー)での私の役は、わがままで気が強い、トラブルメーカーですね。一致団結することもあれば、一人で怒ってたり、ときめいちゃったり……」
――おっ?
「みたいな(笑)。見所はかなり多いと思います」
――対談本ですが、どんな方と対談したんですか?
「ハワイに行った留学生とか、おたくとか、アイドルを目指している子とか、カメラマンの藤代冥砂さんとか、霊能者の下ヨシ子さんとか……」
――すごく変わった内容ですね。
「そうですね。そういう人達の夢ってなんだろうっていうのが知りたかったし、逆にそういう人達から見た加護亜依っていうのも知りたかったし」
――ちなみにミニ・ライブもあるそうですが、どんな内容に?
「まだね、決まってないんです(苦笑)。今日もここ(取材現場)に来るまでに"何がいいんだろう?"って考えてたんですけど。自分のオリジナルじゃない曲を歌うのって、なんか違和感あるなと思いつつ……」
――個人的に演ってみたい事とかは?
「ギターを弾いて歌ってみたいですけど……全然ギター分からないから、エアギターとか(笑)」
――あはは、エアギターで歌うのって、実は新しいかも。
「昔は、バンドに憧れてたんですよね。将来はバンド組んで何かやりたいなとも思ってたから、バンドとかいいかも……なんか、ドラムとかギターとかピアノとか、みんなひとつになって初めて音楽が完成して歌えるようになる、そういうのを味わってみたいなって」
――じゃあイベントでは、その片鱗がみれるかも?
「どうなんでしょうね? エヘヘ」
――イベントのことについては、あとは当日のお楽しみということで。4月10日にブログがオープンして以降、テレビ出演もいくつか果たしてますが、いかがでしたか?
「そうですね……復帰後初テレビとかだと、100%を出せなかったっていうか。どうしても"すいませんでした"ってなっちゃうから、自分の中ではっちゃけられてない部分があったんですね。なにより2年ぶりのテレビ出演だったんで、すごい緊張しましたね。あれを昔は普通にこなしてたんだから、タフだったんだなって(笑)」
――復帰にあたり、何か準備したこととかはありました?
「う〜ん、特にはないですけど……貫き通そうって気持ちはありました。自分でこの道を行きたいって思ったんだから、迷わずに、ただ真っ直ぐに進もうって」
――では最後に、これからの目標をお聞かせいただけますか。
「やっぱり、何かを表現する人になりたいですね。女優さんもそうだし、さっき話したバンドもそうだけど、加護亜依にしかできないことがあると思うし、いろんな刺激を受けて、常に変わっていきたい。私、いろんなものを吸収しやすいんで、これからもっともっと、いろんなものを吸収して進化していきたいです」
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