10月19日(木)から12月24日(日)まで東京都美術館で開催される「大エルミタージュ美術館展」。
ロシアの国立エルミタージュ美術館は、300万点もの所蔵品を誇る世界最大の美術館のひとつ。ここでは、膨大なコレクションの中から「都市と自然と人びと」をテーマに、15世紀のヴェネツィア派から20世紀の近代絵画まで、ヨーロッパ各国の75人の画家による油彩画80点を厳選して展示する。自然と都市は、人間を介して離れ難く結びついているという視点から、「家庭の情景」「人と自然の共生」「都市の肖像」という3つの柱に従い、ルネサンス以降のヨーロッパ絵画の歴史を紹介。
エルミタージュ美術館と長い年月をかけて協議を重ね、日露文化交流の一環として、ついに実現した展覧会だ。
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ポール・ゴーギャン 「果実を持つ女」 1893年
The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2006 |