10月15日(日)に開催される「南総里見まつり」は、館山市の城山公園(館山城)にそびえる市立博物館の開館を記念して始まった。
初代里見義実公が安房を平定してから500余年、第9代義康公が館山城を築城して以来400年余、江戸時代の戯作者・曲亭馬琴が描いた歴史小説「南総里見八犬伝」の舞台となった館山で史実とロマンを現代に再現。総勢150名による武者行列、市内各地から参加する山車・神輿のパレードは勇壮そのもの。
里見本陣隊はJR館山駅から、八幡大明神隊は八幡神社からそれぞれ出発し、メイン会場である城山を目指す。里見本陣隊は、武者・騎馬・八犬伝ゆかりの地からかけつけた八犬士・伏姫・手作り甲冑隊、山車・神輿・お船20台が、また八幡大明神隊は山車・神輿・お船など7台がパレードする。
メイン会場の城山公園に集結後は、里見の武者による戦国合戦絵巻が繰り広げられる。
|
 |