東京都庭園美術館において「アール・デコ・ジュエリー―宝飾デザインの鬼才シャルル・ジャコーと輝ける時代―」が、2006年10月14日(土)から2007年1月14(日)まで開催される。アール・デコの時代にカルティエで活躍した宝飾デザイナー、シャルル・ジャコーの作品をはじめとし、数々の芸術作品が並ぶ。
革新性と高貴さを併せ持つ、輝きの詩人ジャコーの宝飾デザイン画185点を軸として展示され、フランス・ファッションを身にまとった女性の肖像画6点や同時代のファッション誌『ガゼット・デュ・ボン・トン』などからポショワール(ステンシル版画)58点を展示。また、ジャコーのデザインを元に、世に送り出された宝飾品やブシュロン、ラリックなど同時代の宝飾・装身具35点が展覧会に輝きを添える。
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《ブローチ》(アンリ・ヴェヴェール)1910年頃 (ウォルツスキー・コレクション)
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