10月7日(土)から12月3日(日)までブリヂストン美術館で開催される「プリズム:オーストラリア現代美術展」では、未だ日本においてその全貌が知られていなかったオーストラリアの現代美術を紹介する。
オーストラリアの現代美術を通して、現代社会の持つさまざまな問題を作家たちがいかに認識し、それをいかに表現し、そこから私たちが何を受け取るかをメインテーマとしている。先住民作家から戦後移民作家まで、多様な文化的背景を持つ作家たち35人による73作品を一堂に紹介している。現代オーストラリアの美術と社会についてのより深い理解を可能にし、現代の社会、文化の複雑でしかもダイナミックに変容してやまないアイデンティティの諸相を提示したいと意図されている。
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ブルック・アンドリュー《セクシーでアブナイ》1997年
Courtesy of the artist and Greenaway Art Gallery, Adelaide
(c)Courtesy the artist and Greenaway Art Gallery, Adelaide |