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Interview

田中和将(GRAPEVINE) 100問突撃!インタビュー 100Q

Text●早川加奈子 Photo●岩佐篤樹

Q51〜Q75

田中和将(GRAPEVINE)

Q51 メール派?電話派?

結果的にメール派になってんのかな? 面倒くせぇなと思いながら、夜中とかやと家族も寝静まってんのに喋ってんのも申し訳ないし、かつ、気を遣わずに業務連絡出来るじゃないですか。けど本心を言うと電話で伝えた方が早いと思います。だから気持ちとしては電話派です。

Q52 遊園地にいます。まずどのアトラクションに乗る?

空いてればジェットコースターに乗りますね。なぜならおそらくその遊園地の目玉であろうから。でも乗って後悔すると思います。大人になってそういうの乗るのがめっちゃ怖くなりました。

Q53 お気に入りのTV番組は?

「タモリ倶楽部」は見れる時は必ず見てます。もはやタモリさんファンと言ってもいいと思います、昔から。利きビールの回とか、くだらない大人の遊びがほんとたまらない。出たいとは思わないですね。家で見てるのがいいです。

Q54 初めてギターで弾けるようになった曲は?

どの時点をもって弾けるようになったと言えるのかが難しいんですけど、「燃えろいい女」か「銃爪(ひきがね)」。どちらも世良公則&ツイストですね(笑)。14才の頃に初めて通信販売で買ったギターが教則本付きのセットやったんです。その教則本が少し時代錯誤な本で、1曲目が「燃えろいい女」やったんです。

Q55 初めてステージに立ったのはいつ? それはどこでしたか?

高校1〜2年の時に、大阪の枚方にある公民館の企画みたいなライブですね。

Q56 その時の心境は?

すごい緊張したと思いますが、めちゃくちゃ嬉しかったと思います。

Q57 街でファンに声をかけられました。何を言われると嬉しい?

「この間のライブすごくよかったです」みたいな、普通の言葉がいちばん嬉しいと思います。逆に、これ何度も経験あるんですけど、後から考えると、話題を作ってきてくれてるんだと思うんですごくありがたいことなんですけど、専門的なことを聞かれるとすごい困るんです。例えば、「この間のライブ中のトラブルは一体なんだったんですか?」って聞かれても、それ説明しても君はわかるんか?って(笑)。あと、「おすすめのCDや本はありますか?」ってものすごくよく聞かれるんですけど、何も情報のない中、莫大なライブラリーの中から何を選んでこの子に教えてあげればええのかなって思うんですね(笑)。まずはあなたの好みとか、今まで聞いたり読んだものを教えてくれた上で僕に質問してくれないと、おすすめすることは一切出来ない(笑)。でも短い立ち話では絶対ムリやから、その質問はいったん取り下げてほしいわけです(一同笑)。

Q58 15才の頃の田中和将はどんな少年だった?

中3の頃なら、ギターをもう始めてたと思います。その頃は勉強とか、いろんなものをボイコットしてたんで、定時制の高校に通って早々にお金を貯めて一人暮らしを始めて…みたいな妄想をしてました。実際は普通の全日制の高校に行くんですけどね。

Q59 15年前の夏は何をしていた?

デビュー年の夏はイベントに出てたんじゃないですかね。そんなに今と変わらないと思います。

Q60 墓場まで持っていきたい秘密はある?

いっぱいありますけど、墓場まで持って行けるか自信がないです(笑)。

Q61 カラオケの十八番は?

めったに行かないですけど、なんかの流れで行くことになることがたまにある。そういう時は松山千春の「長い夜」。

Q62 他人から言われて嬉しい言葉は?

「ええっ! それ天然なんですかぁ!? 」って頭(髪)のこと言われること(笑)。

Q63 最後の晩餐で食べたいものは?

ビールとハンバーガーとか、あまりにも子供っぽいもの。

Q64 好きな色は?

白とか水色とかベージュとか生成り色とか。あんまり原色ものとかではないかもしれない。

Q65 好きなボーカリストは?

ルーファス・ウェインライト。ボーカリストっぽい。

Q66 好きなギタリストは?

ネルス・クライン(Wilco)。

Q67 今まで見たライブで最も印象的なのは?

ダニエル・ラノワかな。ビルボードライブに初めて行ったからっていうのもあるんですけど、あまりにも良かったというか、強烈に残り過ぎてます。

Q68 亀井亨さんの作る曲について、どう思う?

天才的だと思いますけどね。どこにこんなセンチメンタリズムが渦巻いているのかと思います。

Q69 歌詞を書いたり曲作りをする特定の場所はある?

自宅の自分の部屋です。ちゃぶ台育ちなんで、椅子に座って作業が出来ないから、座布団とか座椅子に座ってやってます。

Q70 歌詞を書く上で最も大切にしていることは?

大切にしてることとか、こだわりははいっぱいあると思うんです。わかりやすい例で言うと、「おぉっ!」っていう歌いだしにしたいとか。

Q71 自分以外の人に作詞を依頼するなら?

普通に依頼するとしていいものが出来上がりそうな気がするのは、井上陽水さんとか。あり得そうでしょ? けどどうせやるなら、逆に僕が歌いそうにない歌詞の方がいいような気がします。

Q72 歌詞を書くうえで、頻繁にイメージに浮かぶ人物像や風景はある?

ありますよ。うまく説明出来ないんですけど。僕らは曲が必ず先というか、曲をアレンジしながら歌詞をイメージしていくので、曲をやりながら、つまり聞きながら、引っ張りだされる感情や映像みたいなものを元に歌詞を書いていく。だからわりと似たようなイメージが元になってると思います。作ってる人が同じ人(自分)なわけですから。ただ、舞台設定であるとかシチュエーションは曲によって違うものにしてるつもりです。

Q73 曲や詞を書けなくなったことはある?

今がそうですよ(苦笑)。こういうものはサイクルみたいなものがあるのかな?

Q74 スランプを脱するために何をしますか?

何もしません、待ちます。あとは脳みそを活性化するために本を読んだりDVDを見たり、なるべく頭を動かそうとします。じっとしてるとダメなんで、散歩に行ってみたり、それこそ部屋の中をぐるぐる歩き回ってみたりでもいいんですけど、どっかしら身体を動かすのがいいみたいですね。

Q75 一日だけ別のバンドに所属することになりました。どのバンドのどのパート?

例えば、憧れてたり自分が大好きなバンドに入るのはちょっとおこがましいし自信もないですから、そういうんじゃなくて、すっごい若いギャルバンドに入るとか。SCANDALはちょっとネームバリューがあり過ぎなんで、インディーズのギャルバンドのパーカッション。「あの人、要らんなぁ」って言われますね、きっと(笑)。

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PROFILE

田中和将
’74年1月15日、兵庫県生まれのO型。’93年にロック・バンド、GRAPEVINEを結成し、’97年にミニアルバム『覚醒』でメジャーデビューを果たす。今年は、デビュー15周年というメモリアルな年を迎え、デビュー当日となる9月19日には大阪NHKホールにてアニバーサリーライブを開催。東京公演は9月26日(水)のNHKホールを控えている。’09年からはサポートメンバーである高野勲と共にPermanentsとしての活動も行っている。

INFORMATION

【ライブ情報】

▼『GRAPEVINE 15th ANNIVERSARY LIVE』
⇒9月19(水) NHK大阪ホール
⇒9月26日(水) NHKホール(東京)

「BOROFESTA 2012 昼の部」

⇒10/20(土) 、21(日) KBSホール

「THE SOLAR BUDOKAN」

⇒12月20日(木)日本武道館
※田中和将として出演。

▼「A ZIG/ZAG SHOW at 心斎橋Music Club JANUS」

⇒10月28日(日)心斎橋Music Club JANUS
※Permanents(田中和将&高野勲)として出演。

▼「A ZIG/ZAG SHOW at 渋谷duo Music Exchange」

⇒10月26日(金)渋谷duo Music Exchange
※Permanents(田中和将&高野勲)として出演。

田中和将 チケット情報

GRAPEVINE チケット情報

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ALBUM

ALBUM『Best of GRAPEVINE 1997-2012』

ALBUM『Best of GRAPEVINE 1997-2012』

BEST ALBUM
初回生産限定ボックスセット
『Best of GRAPEVINE 1997-2012』
限定盤[2CD+缶バッチ型プレイヤーPLAYBUTTON]
9月19日(水)リリース
ポニーキャニオン
PCCA-03688


通常版
『Best of GRAPEVINE 1997-2012』
9月19日(水)リリース
ポニーキャニオン
PCCA-03689

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