『いつも明日がある』 There's Always Tomorrow
1955年/84分/モノクロ
出演:バーバラ・スタンウィック、フレッド・マクマレイ、ジョーン・ベネット
監督:ダグラス・サーク
サーク曰く「アイロニックなタイトル」。社会的には成功したものの大人になりきれない主人公が、かつて思いを寄せた女性と再会。過去に捕らわれた彼の現在が、更なる過去の到来によって激しく揺れ動く。その残酷さと絶望が、モノクロ画面を輝かせる。
|
【PFF開催中】ダグラス・サーク 特集上映
ゴダール、アキ・カウリスマキ、フランソワ・オゾンらが敬愛する“メロ・ドラマ”の巨匠、ダグラス・サーク。脚本権も編集権も与えられないハリウッド・システムの劣悪な環境の中でも、画と音楽と音声を駆使する技があれば美しい作品を作ることができることを具現したサーク。27日は、『第九交響曲』『いつも明日がある』などを上映。
●本日の上映作品:
10:00~
『第九交響曲』
12:15~
『思ひ出の曲』
14:15~
『いつも明日がある』
16:15~
『心のともしび』
18:30~
『愛する時と死する時』
|