@ぴあ 夏特集2007
夏フェスの魅力&楽しみ方
シーモーネーターとして名古屋を拠点に活動開始。'05年にSEAMOと改名してからは、メッセージ性のある楽曲を送り出しブレイク。昨年末は『NHK紅白歌合戦』へ出演。今夏開催する名古屋での野外フェスは積年の夢である。 

7/28(土) TOKAI SUMMIT

8/3(金)
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2007

8/11(土)
SUMMER SONIC '07 東京
8/12(日)
SUMMER SONIC '07 大阪

8/18(土) a-nation

8/26(日) MONSTER baSH 2007

9/2(日) SOUND MARINA 2007

SEAMO サイン入り
Tシャツ(M) 1名様

フェス掲示板に書き込みをしてくれた方の中から1名様にSEAMO サイン入りTシャツをプレゼントします。

  「改めて見直すとすごいスケジュールですね、これ。毎週末フェスじゃないですか。大丈夫なのかな、俺(笑)」
 そう語るのは、今年の7〜8月にかけて、毎週末にわたり大規模な夏フェスに参戦するSEAMOだ。昨夏は中規模なフェスと、クラブ・イベントがほとんどだったことを考えるとまさに大躍進。しかも『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』『SUMMER SONIC』『a-nation』、そして自身が発起した『TOKAI SUMMIT』と、類を見ない多種多様さである。いったい何が起こったのか? もちろん彼がブレイクしたこともあるが、それでここまで多様なフェスからお呼びがかかることはない。CDではメッセージ性に目が行きがちだが、実は彼が最高のパフォーマーであることを、この1年で多くの人が感じた証拠だろう。
「音楽性の追求は当たり前。さらにどう目立つか、どう人気者になるかですよね。正直ステージで目立てなかったら何の意味もないですから」とライブでの気持ちの割り切りもプロフェッショナルだ。そんな彼のフェス行脚のなかでも、一番のトピックは洋楽リスナーが大挙して集まるであろう、『SUMMER SONIC』への参戦だ。
「嬉しいんですけど……その日の想像が付かない(笑)。洋楽のアーティストを観に来ている人たちばかりでしょうし。でも実はアウェイ感って僕は大好きで、むしろそういうのをやりたいんですよ。ファンが温かいライブは嬉しいし本当にありがたいんだけど、僕ね、かませ犬みたいなのが大好きなんですよ(笑)。むしろそれが腕の見せ所というか。あいつはちょっとおかしいんじゃないかと、そういうインパクトは残したいですね」
 そして極めつけは地元東海エリアの遊園地、ナガシマスパーランドで自身が発起し開催する『TOKAI SUMMIT』。これは彼が昨年、他地方のフェスに出演したのが開催のモチベーションとなり企画された。
「僕は昨年、地方のフェスのほうに刺激を受けたんですよね。そしてたどり着いたのが、なんで名古屋にはないのかなって所なんですよ。フェスからの刺激は色んな部分で大きくて、新曲で生バンドを取り入れたのもそれなんですよ。フェスでロックだったりレゲエだったりを観る機会が増えて、生バンドの迫力、存在感に惹かれたんですよね。そういう意味では、アーティストにも刺激を与えてくれますよね、フェスって」
 夏や野外というキーワードは、ヒップホップとは縁遠いものにも思える。しかしエンタテイナーでもある彼は、そんなイメージもこの夏で楽々と取り払ってくれそうだ。最後にSEAMO自身にとって夏フェスとはどんなものか、訊いてみた。
「僕は暑さですね。やってると正直暑いだけなんですけど(笑)、でもあの暑さをみんなと共有したことは忘れられない。そういう残るものを作れるのが夏フェスじゃないですかね」




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