第3回

 今や海外旅行は当たり前、バックパッカーと呼ばれる”貧乏旅行”をしながら世界を旅する人たちも見受けられる今日この頃。中には、モバイル機器を持ちながら地球を移動している方々も少なからず存在します。
 そんな『モバイルな旅人』から、現地のリアルタイムな情報を文字と画像で紹介。 また、秘境と呼ばれる土地(?)を旅する『モバイルな旅人』を応援したり、なかなかGETできない現地の事情・情報について質問を受け付けるコーナーがここです。
 題して『World Wide Mobiler さすらいの通信芸人』。このコーナーの橋渡し役"wwm(ワールド・ワイド・モバイラー)事務局"ではwwm@pia.co.jpを利用して『モバイルな旅人』と、そんな旅人を応援するサポーターの皆様とのコミュニケーションを実現させます。
 例えば「某国のあの町に住んでいる○○さんを訪ねてみて……」とか、「私もそこに行きますので、必要なものがあれば言って下さい」「ケニアの通信事情はどうですか?」などなど。そういった質問・要望に対する『モバイルな旅人』からの返信も含めて、やりとりをこのコーナーで掲載していきます。

 

●●藤堂さんは今…●●
11月2日現在、マリ共和国の首都バマコにいる模様(その後メールがきません)
藤堂善紀
1969年7月22日生まれ
29歳、元会社員、この8月に退職。
モバイル機器を駆使してアフリカからのメール・画像送信・ホームページ更新を実験中。今回は南端のケープタウンからアフリカ大陸を縦断しヨーロッパ・アジア方面を目指している。(写真右端)

10/31 マリ共和国の首都バマコから届いた画像

 

「通信芸人! 藤堂さん+サポーターの吉田さん いまいずこ?」
実は・・・その後全くメールが来ないのです。
お元気ですか? おふたり
もしかして“ドゴン族”の村でお過ごし?

会えましたか?

事務局では、マリ旅行をされた千葉市在住のMt.Finger様よりドゴンの村の写真をGetしました。(写真参照→)
ドゴン(Dogon)の村の様子

(※ドゴン族は西アフリカ・マリ共和国の砂漠・岩山に住んでいる人たち。)
あなたはどこ? ここドゴン?
もしかしたらここにいるのかもしれない・・・

では今回いただいたメールより、いくつかご紹介させていただきます。

藤堂さん答えてもらえますか?
いつか答えてくれますよね・・・

では! ボンボヤージュ!!


Subject:
ビーチ情報教えて下さい
Date:
Thu, 05 Nov 1998 00:30:03 +0000
From:
Norip

 藤堂さん、こんにちは。

 私もアフリカが好きで、今までケニア・タンザニア・エジプトに行ったことがあります。藤堂さんも旅行された様ですが、タンザニアのザンジバル島が、私は特に好きです。真っ白なビーチが目の前に広がる素敵なバンガローに、1ヶ月位滞在してました。とても居心地良く、今後は、ビーチリゾート(?)の素朴な宿ねらいで旅したいと思っています。藤堂さんが今まで行かれた中で、お薦めのビーチがありましたら、アフリカに限らず教えて下さい。ホテル情報も教えて頂けると、うれしいです。

 それと、私、ライセンスを取得したばかりの新米ダイバーなのです。アフリカでダイビング・サービスって見かけましたか?『看板を見た』くらいの情報でも構わないので、ご存じでしたら教えてください。

 今は西アフリカを旅されているんですよね。西アフリカを旅された方から、苛酷だったと聞いた事があります。健康には気をつけて、楽しい旅を続けて下さい。

東京都在住 根なし草のお気楽OL(31歳)


Subject:
私もガーナに行きました
Date:
Sun, 1 Nov 1998 13:03:55 EST
From:
CaboSato

 数年前、ガーナに半月ほど滞在しました。
 日本で働いているガーナ人が里帰りするという事で、その知り合いをあてにしてホームステイさせてもらいました。ホームステイといってもトイレもないような貧しい家なので、ついた日はここに半月もいれるかしら……と不安でした。到着した日から喧嘩沙汰に巻き込まれたりもうたいへん!

 でも貴重な体験でした。色々な人に親切にしてもらったし、アフリカではめずらしいストレートのロングヘアーを持つ私は子供のアイドルでした。
 アクラの迷路のような住宅街を歩くことにもすぐに慣れ、はじめの不安はどこへ行ったやら、帰国するのがいやになりました。出かけるときはいつも現地の男性が交代で護衛してくれましたっけ。トイレに行くときも!

 みんなとの別れが辛く、空港でみっともないほど泣いて恥ずかしかったけれど、帰国後連絡をしたら、私が帰った日の夜、私の世話をしてくれた人達も寂しがって泣いたと聞いて感動しました。

 観光するでもなく毎日ぶらぶらしていたのですが、ガラスのはまっていない鉄格子の窓の家で、涼しい風を感じながら昼寝をするのは最高でした。

 ところでフーフーは食べましたか?酸っぱい餅みたいでなかなか不思議な食べ物でした。あと、ミャングジヤというピーナッツベースの具だくさんなスープはなかなかいけます! 私は飲む機会が無かったのですが、田舎に行くと自家製ココナッツ酒が飲めるそうです。

 長いメールとなってしまいました。
 旅行中、健康をたもって頑張ってくださいね。
 レポートを楽しみにしています。

                      カボ・さと


Subject:
藤堂さんへ
Date:
Tue, 3 Nov 1998 06:57:06 +0900
From:
医局

 藤堂さん、こんにちは。
 藤堂さんは今、シェファンタにお泊りだそうですが、私も去年バマコに行ったときにも泊まりました。おばちゃん懐かしいです。日本人好きで親切だったのを覚えています。(日本人は金持ちだからと言う説もある。日本のものをくれとか言われませんでしたか?)
 便所壊れているとのことですが、きたなくて息をするのもはばかられる便所でしたが、今となれば懐かしいです。
 次はモプティでしょうか? 泊まるところはカンプマンかバルマリでしょうが、怪しさを求めるならバルマリです。でも、病気には気をつけて下さいね。
 それでは、よいご旅行を。

千葉市在住 
Mt.Finger


ということでwwm事務局では、藤堂さん&吉田さんとコンタクトを取るべく奮闘中です。ちなみに藤堂さんのHPはここ。

http://www.t3.rim.or.jp/~todd

また、事務局では引き続き『通信芸人』『サポーター』『皆さまからのメール』を募集しております。アドレスはこちら。このコーナーのご感想なども大歓迎!

これまでのworld wide mobiler