マダガスカル日記 その19
「アンタナナリボ 激痛の日々 8」


2000年12月31日夜12時ちょっと前、身軽な格好で外へ出た。

真っ暗だが、大通りのほうはなにやら群集の熱がわんさか詰まっている気配。 近寄って行くと大通りは人だらけで、道路は車で混雑している。

僕が大通りについた頃ちょうど2001年になった。と同時にクラクションが待ちじゅう響きわたり、 指笛と喜声?が…暗闇の中に屋台の焼き鳥?屋やなにやらドリンクを売っている連中がいたり、 身軽とはいえミニDVを回しながら通りを何週も歩いた。

酔っ払った連中が道路に出て、車の前に立ちはだかり、1分ほど踊ったり、変な格好をしたりと、 愛嬌を見せている。これは毎年のパフォーマンスらしい。

1時間ほどぶらぶらして、ホテルに帰った。2001年はどんな年になるのだろう? 肩が痛い。この痛みはなくなるのだろうか?

久しぶりに旅先で調子が悪くなり、何かのバツかもしれないと、ありのままを受け入れる気持ちで、 謙虚な気持ちで元日を迎えた。今日はナイロビへ発つ日。ナイロビに着いたら、 おいしいチャイが飲みたい!

写真「独立大通り」                  

つづく



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