のりNOW!


750日間にも及ぶ旅を終え、のりさんがついに帰国。感動の帰国凱旋パーティーの模様を、短期モバイラーとして活躍してくれた、ゆめのうつつさんがレポートしてくれました。後半はこのパーティーに参加するため急遽帰国したdbp山口純子さんのレポートを。

●nori石橋 帰国&バースデー記念パーティ報告
 by ゆめのうつつ


『1999年6月4日』nori石橋が日本に戻ってきた。2年前旅が始まった韓国、釜山からフェリーに乗って帰ってきた。
日本に着いて港から街までタクシーに乗った。「タクシーのドアが自動で開くこと」と「タクシーにメーターが付いていて、料金交渉の必要がない」ということが驚きだった。食堂に入って飯を食ったのだが、そのとき「周りが皆日本語を喋っていることが不思議な感覚」だったらしい。
2年も日本を出ているとそんなことが新鮮に思えるみたいだ。

nori石橋はそのままその日東京へ。
ここ東京新宿NSビル30階にあるパーティ会場へ向かった。
今日は彼の30才の誕生日でもあった。

『パーティ会場にて』

 パーティには2年間の間、彼のnori石橋のH.P「リアルタイム世界旅行記」を通じて知り合った、実際には会ったことのない人達、そして彼の友人知人達、合わせて60名近くが参加した。その中には(国内外含んで)はるばる遠方から仕事を休んで来た人も居た。

パーティの始まりは幹事のM氏のMC(司会)、乾杯はnori石橋をメールで応援した「お祭りにいさん?」が。そしてnori石橋の挨拶。

nori石橋はまだアップしていない旅の締めくくりの日記、フェリーの中で書いた日記をここで朗読、披露した。彼はこの中で「自分にとって旅とは知ることそして
それを伝えること」と話した。
長い日記だった。
参加者は彼の日記をどう読んだだろうか?
2年という旅の期間と内容の重みを感じながらあるいは、ある意味でnori石橋と一緒に旅していた僕も含めた参加者は、彼の日記を自分の日記として反すうしながら神妙に聞いていた。
帰国&バースデーパーティの出席者


『参加者紹介タイム』

 nori石橋の30才の誕生日のために用意された畳一畳もある(そんなになかったっけ?)バースデーケーキ(ケーキの中央部には世界地図が)が人数分にさくさくカットされさくさくと回されている中、nori石橋の司会により参加者の紹介が進められた。ここでは書き切れないくらいのさまざまなパターンのコミュニケーションの形が紹介され、e-mailを使ったこの2年の間のやりとりの奥深さを感じさせた。

参加者の声として聞かれた「始めて会った気がしない」、「一緒に旅した気分」そんな意識が共有されてほのぼのとたのしく盛り上がったパーティであった。
nori石橋の旅のスタイルはひとり旅だけど彼の旅には何十人、何百人、何千人もの人々が同行していた。

彼によると2年ぶりの日本は船上から「薄くぼんやり霞んで見えた」
とのこと。
彼はその船上で涙を一滴落としたらしい。

※拙い報告ですみません。僕も心の中でぽろりと一滴。感動的なパーティーでした。



●タイでムエタイの修行中のdbp山口純子さんも、のりさんの凱旋帰国パーティーに参加するため一時帰国。


のりさん、無事帰国!750日にも及ぶ旅は多くの人々に迎えられて完結したようで、wwm事務局としてもうれしい限りです。モバイルを通じて、世界を一緒に旅をしているような気持ちになれる。そんな、新しい形のコミュニケーションが生まれ育ち、そこには出会いが生まれる。それぞれの旅はまだまだ続きます。

のりさんのHPはこちら。
http://netpassport-wc.netpassport.or.jp/~wnori1/cover

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