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旅の最後にここインドネシアを簡単に回ってみる事にしました。とはいっても「誕生日帰国」は是非とも実行したにので(僕は旅は20代までと決めていて、30歳になる6月4日の誕生日に韓国から関釜船にて下関に上陸する予定なのです)、あまり時間はありません。更に現在はインドネシアは選挙期間中でふだんよりも治安が悪いということもあり、今回はバリと仏教三大遺跡の一つであるボルブドール遺跡の二つだけを見てまわりました。ここからすぐにソウルに飛ぶ予定です。 バリはクタやサヌールなどのビーチリゾートが有名ですが、僕が滞在したウブドゥは山の中にあり、バリの文化の中心地として栄えています。毎晩いろいろな場所でケチャやガムランなどの伝統芸能が披露され、街のいたるところにはバリの絵画の美術館やギャラリーがあります。寺もそこら中にあり、文化を感じさせられる都市です。 人々もゆったりとして親切で、食べ物もとてもおいしいです。ここには沈没してしまう人が多いのだそうですが、これには納得できます。特に女性などはガムランなどの民族舞踊にはまって行く人が多いです。こちらの民族舞踊は日本の琉球舞踊に近いものがあり、ひょっとしたらこの二つはつながりがあるのかもしれません。怪物のお面などは獅子舞いそっくりです。
このボルブドール観光の起点となるジョグジャカルタにはもう一つの目玉があります。それはラーマヤーナ・バレーというもので、月に何回かプランバナンという別の遺跡をバックにした野外劇場でフルストーリーが上演されます。筋も分かり易くまた舞台に実際に火を付けるなどかなりゴージャスで洗練された出し物のため上演時間の2時間はあっという間に過ぎ去ってしまいました。もしみなさんがこれからインドネシアに来る事をお考えでしたら、このラーマヤーナは絶対にはずせない見物です。 ところで750日間続いた僕の旅ももう終わりです。どうやらこれが海外からの最後の通信ということになります。 いままでどうも有り難うございました。次回は無事帰国報告が出来ることを祈っております。 のり
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![]() 「ラーマヤーナ」とはインドの2大古代叙事詩のうちのひとつです。インドの各地に残る「ラーマ王子」の伝説をまとめた、いわゆる娯楽活劇のようなものですね。しかしのりさん、2年以上も海外をさまよっていたとは改めて驚きです。無事に帰国して、ぜひ元気な姿を見せてください! のりさんのHPはこちら。 |
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