ナイロビアルマンスーラホテル日記
アルマンスーラの画家

アルマンスーラホテル4階の廊下の一角に油絵の画材やイーゼルがおいてある。 ケニア人のおじさんが絵を描いているのだが、このおじさん、ある時期はずぅっと滞在して、 ある時期は姿を見せない。いったいどういう人なのだろうか。

ある日声をかけてみた。
「何を描いてるんですか?」と言ってのぞき込むとそこにはなんと! パリの街並みが凱旋門と一緒に描かれていた。

「アフリカの絵かなと思ってたんですが…」 いつもナイロビの街の中心部・ヒルトンホテルの方を向いて描いているので、 ナイロビの街を描いていると思っていた。

「僕はね、描きたいものを想像しながら描いてるんだ。アフリカの風景もパリも全て想像」 このホテルに滞在しているときは描いているときで、 居ない時は自分の絵を売りに歩いている時かもしれない。

この2年ほど姿を見せないので少し心配になってきた。 次回は会えるだろうか?

うつつ

そのおじさんは何者でしょうね!?どんな絵なんでしょう?

●wwmトップページに戻る ●バックナンバーを見る