ナイロビアルマンスーラホテル日記

アルマンスーラの食堂で鶏肉料理を頼むと少し時間がかかるときがある。

というのも、それから厨房で生きた鳥をしめることから始まるからだ。 ある時、2階の洗濯もの干し場に数羽の地鳥が放し飼いにされていた。 物干し場担当のジョンは厨房から「1羽」と頼まれると、数羽のうちの1羽を選んで持っていく。 「選び方は?」と聞くと、「一番強いやつから選ぶ」という。 その日も数羽の中でも、他を抜いて気性の激しい1羽が選ばれた。

実はジョンは物干し台で密かにうさぎを飼っていた。 うさぎは従業員から厨房の残飯などを食べさせてもらい、なついていた。 ニワトリの首をつかんで持っていく姿と、うさぎに餌をやって、 頭をなでて語りかけるその姿のギャップが面白かった。写真はそのうさぎ。です。

うつつ

うわぁ…ニワトリ料理、食べてみたいようなみたくないような…

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