Subject:
繰り返しの言葉
Date:
Wed, 24 Feb 99 00:38:04 -800
From:
upepo
To:
wwm@pia.co.jp



スワヒリ語を学んで感じるのは、繰り返しの言葉が多いということ。
それがかわいらしかったり、言葉の響きでニュアンスが伝わったりするので覚えやすいと思います。
今回は、その中からいくつかを取り上げます。

1・ポレポレ <pole pole:ゆっくり>
 東アフリカを旅行すると、必ず耳にする言葉のひとつ。
 キリマンジャロ登山は、高山病対策のためにも“ポレポレ”歩くのが鉄則です。

2・サワサワ <sawa sawa:まあまあ,結構結構>
 多少の失敗はサワサワで許してあげましょう。

3・ワシワシ <wasi wasi:心配>
 ニナ ワシワシ(Nina wasi wasi.:私は心配事がある)
ダラダラ
この車がダラダラ

 ホントに心配してる雰囲気ありませんか?

4・ダラダラ <*dara dara:ザンジバルのローカルバス>
 1時間ほど乗っても約1ドルという、庶民の足。
 前半分の席は年長者や女性、後ろ半分の席は男性と、マナーがあるようです。

5・バラバラ <*bara bara:良い>
 田舎のおじいさん言葉なので、通じないかもしれません。
 街言葉(?)なら、nzuri(ンズリ)に相当します。

6・ショキショキ <*shoki shoki:ランブータン>
 柔らかいイガイガの、南の国のあのフルーツです。

他に、piki piki(バイク)、pili pili(辛い)など。
(スペルに自信のないもは,*をつけました)


おしまいに、繰り返しの言葉にこじつけ、千駄木の「アフリカ居酒屋 バオバブ」のお店の紹介です。
バオバブは「星の王子さま」にも登場し、アフリカ固有の樹として有名です。
メニューは、ビールと軽いスナック、もう少し飲みたい時の2件目のお店に向いています。
1階はこぢんまりとし、店内はアフリカン・グッズで飾られています。
2階はギャラリーです。(必ずしもアフリカ関連の絵ではありません)
時々、ライブもあるようです。
来る3月13日(土)に、西アフリカ・ガーナのミュージシャンのライブがあります。
Napoleonの歌と太鼓のライブです。
19:30〜と21:00〜の2ステージ、チャージは2,000円。
ファンキーな夜を過ごしたい方、いかがでしょうか。

バオバブ
 台東区谷中1−18−6(千代田線千駄木駅徒歩2分)
 03−5685−6648


事務局の声

pili pili(辛い)あたりは日本語と感覚が似ているんでしょうか。辛いと「舌がピリピリする〜」って言いますよね。“言葉の響きでニュアンスが伝わったりする”ということは、それは擬態語である、ということなんですね!(違うか…)

●wwmトップページに戻る ●バックナンバーを見る