Myway Club 連載記事


具体的に教えます!海外ロングステイ
第1回「海外ロングステイとは?」











平均余命
現在年齢50歳60歳
男性30.42年21.93年
女性46.12年27.40年
(2003年7月発表)

この数字を直視してください。 特に日本人の平均的定年年齢である60歳時の余命を! なんと男性でも21年以上です。 定年後21年以上の人生をあなたはどう生きますか?

長い第二の人生と、より良い人生は自分で設計しませんか。
それぞれに人生設計を持っているとは思いますが、もし21年の長い人生を設計図なしに過ごすとするなら、それは余りにも勿体ないと思いませんか。
第二の人生を大きく変える選択肢のひとつは、思い切って住む場所・環境を変えることでしよう。 勿論、国内でも良いのですが、おすすめは海外ロングステイです。 この場合の「ロングステイ」は移住ではありません。 ちなみに、「ロングステイ」の呼称を商標登録している(財)ロングステイ財団は、ロングステイを次のように定義づけております。

・比較的長期にわたる滞在
・海外に「居住施設」を賃貸または所有
・自由時間を楽しむことが目的
・「旅」よりも「生活」をめざす
・生活資金の源泉は日本に置く

比較的長期とは通常1ヵ月以上でしよう。 従って、旅行というより「暮らし」と言うべきしょう。 日本の梅雨どきを避けてバンクーバーで快適な初夏の暮らしを、真冬には南半球のゴールドコーストへ、また限られた年金の範囲でもより豊かな生活をエンジヨイできるタイ、マレーシアへと夢は大きくふくらみます。
でも、誰にでも海外ロングステイをおすすめできる訳ではありません。 ロングステイへの適応性が問われます。 まず、あなたが長期間日本を離れて外国に住み、現地にとけ込めるかどうかの見極めが必要です。 ロングステイは観光目的のパッケージ旅行とは全く違うということです。 最初はことばの違い、文化・習慣の違いなどに戸惑いを感じるはずです。 
そこで、自己の適応性をチェックするためのキーワードをいくつか挙げてみます。

・積極性:待っているのでなく、自ら求めて行動する
・好奇心:いろいろなことに興味を持つ
・行動力:臆病、億劫にならずに行動に移す
・協調性:同行者だけでなく、現地の人々と協調する
・柔軟性:従来の生活スタイルに固執しない
・自己管理力:社会人としての心身のコントロール
・意思伝達力:言葉や習慣の違いを乗り越えてでも、意思の疎通を図る

あなたの適応度はいかがでしょうか。

次回からは、海外ロングステイをめざす方々に具体的なアドバイスをさしあげましょう。


<次回以降のテーマ>

・第2回目:誰と行きますか? 「男性の70%は妻と、女性の40%だけが夫と」この統計が物語るものは
・第3回目:留守宅管理: ペットは、観葉植物は、ガス・水道・電気・郵便・NHKは、セキュリティーは?
・第4回目:現地での住まいは、料理は誰がする?
・第5回目:言葉は、医療は、保険は?
・第6回目:宗教、習慣などの違いは?



<ロングステイ・実践講座のご案内>

海外でロングステイを行うにあたり、どのように情報を集め、整理して、自分たちの目的に最も相応しい準備をするか? これが、大きな課題です。

NPO日本ロングステイ・アカデミーでは、この課題解決のために「実践講座」を開設致します。NPO(特定非営利活動法人)が運営するため、受講料は一ヶ月間のフリーアクセスで12,000円と良心的です。

授業はパソコンとインターネットを使用したイーラーニングです。
受講のために通学をせず、冊子型テキストも使いません。 自由な時間に自分のペースで行えます。
イーラーニングは決して難しいものではなく、「手引書」によりシニアの方でも容易に操作できるシステムです。

実践講座で用意されているコース(デスティネーション)は下記のとおりです。
受講内容には自動採点つき小テストも含まれているほか、受講の最後には、アドバイザーによる「個人相談」も用意されています。
各コースの案内  
・米国・ハワイ (オアフ島、ハワイ島、マウイ島)
・カナダ(バンクーバー)
・オーストラリア (ゴールドコースト、ケアンズ)
・ニュージーランド(オークランド、クライストチャーチ)
・マレーシア(キャメロンハイランド、ペナン)
・タイ(バンコック、チェンマイ)
・インドネシア(バリ島)
・台湾(台北近郊、高雄近郊)


NPO日本ロングステイ・アカデミー
事務局長 清水 健次
URL http://longstay-academy.com
e-mail: kenhappy@ocn.sepia.ne.jp

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