日本の美術,世界の美術―50年の歩み


宮島達夫 「それは変化し続ける それは あらゆるものと関係を結ぶ それは永遠 に続く」1998年 Photoc上野則宏
宮島達夫 「それは変化し続ける それは あらゆるものと関係を結ぶ それは永遠 に続く」 1998年 Photo©上野則宏

東京都現代美術館は、多くの方々に現代美術に親しんでいただくことを目的に1995年3月に都立木場公園内に開館いたしました。
当館は、現在、約3,800の作品を所蔵しております。これらの作品の中から百数十点を選んで展示し、現代美術の流れをわかりやすく示そうとするのが、この常設展示です。
現代美術とは何かについては、様々な見解がありますが、当館では、国際的な動向を踏まえた新しい創作活動の中に現代美術と呼ぶにふさわしい作品があるものと考えております。また、時代区分としては、1945年以降の美術としております。
このような観点から、当館の常設展示は、第二次世界大戦直後の日本の前衛美術から始まり、日本の美術のその後の展開を基軸とし、同時に海外の作品を加えることにより、国際的な視野から現代美術をとらえることができるようになっております。東京都現代美術館常設展示室において、われわれと同時代を生きる作家たちの作品にふれ、美術に対する新しい思いを抱いていただければ幸いです。

常設展示の構成
駒井哲郎 「からんどりえ」 表紙 1960年
駒井哲郎 「からんどりえ」 表紙
1960年
第一部 現代美術の歴史 1945-1975
1945年から1970年代までのおおよそ30年間の美術の展開を、1Fの6つの展示室を使ってたどります。
第二部 5つのテーマ
現代美術の多様性を、3Fの5つの展示室を用い、1室ごとにテーマを変えて紹介しています。半年ごとに全面的な展示替えを行い、新しいテーマを提示します。
常設展示の予定
12月28日(木)〜1月4日(木) 年末年始休館
2月19日(月)〜3月9日(金) 展示替えのため休館
(常時展示室のみ)
3月10日(土)〜 新しい展示がはじまります。

展示内容
下記の常設展示室のご案内をクリックすると各部屋の展示内容がご覧になれます。
1階 2階

東京都現代美術館
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