MAY’S 9th Maxi Single BONDS
2011.09.14 RELEASE!!
- 初回盤【CD+DVD】KICM-91355 ¥1,500(tax in) リード曲「BONDS」MUSIC CLIP収録 キングレコード
- 通常盤【CD】KICM-1355 ¥1,200(tax in) キングレコード
リード曲「BONDS」は“友情”と“絆”をテーマにしたトラックセンスがキラリと光る、メッセージ性と疾走感あふれるポジティブナンバー。東海テレビ・フジテレビ系全国ネット連続ドラマ『毒姫とわたし』主題歌となり、MAY’S初の昼ドラ主題歌に! カップリングには切ない女心を綴った「I Remember You」、盟友・FALCO & SHINOを迎え、彼らのヒット曲「ONE LOVE ~100万回のKISSでアイシテル~」をセルフサンプリングした 「ONE LOVE ~幾千の星降る夜をこえて~ feat. FALCO & SHINO」、彼らの定番曲「君に届け...」の英詞リミックス「My Love Is All For You」を収録。バラエティに富んだ大満足の1枚。
東日本大震災の影響により日程が延期され、ついに5か月ぶりに開幕されたMAY’Sの全国ツアー『MAY’S LIVE TOUR 2011 “Cruising” with Aya na ture』。その初日、地元である群馬県・エテルナ高崎を包んだ祝福の歓声に、ボーカル片桐舞子の目には感動の涙が・・・・・・。
「私達にとってライブっていうこの場所は、みんなと繋がっていけるかけがえのない場所で。今日も、みんなの顔を見たらそれだけですごく嬉しくて、泣けてきちゃって・・・・・・。初日をここで迎えて、地元のみんなに『おかえり!』を言ってもらえてすごく嬉しいです。今日は本当にありがとうございます!」
リスナーと直接繋がることができる、かけがえの場所——。MAY’Sのライブはこの日も、メンバーとファンの一体感が熱い空気を生んだ。そんな今回の全国ツアーの初日の会場は、普段は結婚式場として運営されているエテルナ高崎。ウェディングを彩るスペースにふさわしい、きらびやかに輝くシャンデリアなどが鮮やかな中で、2月にリリースした3rdアルバム『Cruising』収録のMAY’Sの最新サウンドをあますところなく披露した。
「『「MAY’S LIVE TOUR 2011 “Cruising”』へようこそ! いくぞ!」
舞子の昂揚感に満ちた言葉とともに披露した「WONDERLAND」は、R&B/ソウル・テイストをベースに、弦楽やブラス・サウンドなど多彩な音色を加えたダンス・チューン。舞子は女性ダンサー・チームと見事なフォーメーションを組み、ビートにのって華麗に舞い、かつ、たおやかなムードを醸し出す歌声を響き渡らせる。かと思えば「True Love Story」などのロマンチックなメロディは、結婚式場という会場のシチュエーションにまさにぴったり。筆者の近くにいた女性ファンは、そのメロディを舞子と一緒に口ずさむ。等身大の目線で描くMAY’Sのラブソングは同性のファンから熱い共感を得ていることを、そんなシーンを見ていると再確認できる。
そして、「The HOOD」はU-ZIPPLAIN、GS、MIYABI、USUの男性ラッパー陣4人をステージに招き入れ、ステージをアグレッシブに躍動! 『Cruising』では“New Version”になって生まれ変わった、インディーズ時代からの人気曲「1/2」を始めとする既発曲も今回のツアーではもちろん多数フィーチャー。さらに、『Cruising』から続くMAY’Sのさらなる新たな世界観も今回のツアーでは堪能できる。「一緒に!」。9月14日リリースのニュー・シングル「BONDS」では、笑顔でステージを躍動する舞子にリードされて、ファンが拳を掲げて大合唱を響かせる。これまでの作品以上のキャッチーさをフィーチャーしたサウンドが響く中で、タイトル通りの“絆”でさらに強く繋がったMAY’Sとファン。超アッパーに、ときに切なく、そしてハート・ウォーミングなムードで満たされるMAY’Sならではのエンターテインメント・ショウ——。「泣きたい曲で泣いてもらって、笑いたい曲で笑ってもらって、歌いたい曲で歌ってもらって、最終的にはみんなで騒いで帰れるようなライブになると思います」。舞子がインタビューで語ってくれた意気込み通りのライブの全貌を、これから全国の会場に足を運ばれる方はぜひ心待ちにしていて欲しい。
取材・文/道明利友
撮影/源賀津己