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ガス人間第1号

[号外] ガス人間第1号 現れる!

あの「パコと魔法の絵本」を生んだ後藤ひろひとが日本特撮映画の傑作をラブファンタジーに!!

出演者決定!

<チケット発売 8月22日(土)より前売り開始>

10月3日(土)〜10月31日(土)日比谷シアタークリエ

公演・チケット情報

後藤ひろひと(脚色・演出・出演)

後藤ひろひと
(脚色・演出・出演)

現在日本の演劇界を牽引する人気作家/演出家、後藤ひろひと。2007年秋に日比谷にオープンしたばかりのシアタークリエ。旬なもの同士が最強タッグを組みました!

解説

「ガス人間第1号」は1960年に東宝特撮映画として公開され、あの「ゴジラ」と並んで空想科学特撮映画の最高峰とされています。単に特撮に留まらず、“異端の恋を描く人間ドラマ”が高く評価されているのです。その特異な作品を潤色・演出するのは、演劇界の鬼才・後藤ひろひと。映画では緊張感溢れるサスペンスタッチで、決して結ばれることのない“怪物”と“美しいヒロイン”との“悲恋”を描く物語ですが、今回、彼の得意とする“コメディー要素”をふんだんに取り入れ、設定を現代に置き換えます。もちろん自ら脚色し台本を執筆。爆笑に次ぐ爆笑のあと、号泣させるラブストーリーに仕上がっています。また、ヒロイン・CHIYO役の中村 中が主題歌を手掛け、ラストで歌います。ご期待下さい!!

キャスト

  • 高橋一生

    高橋一生

  • 中村 中

    中村 中

  • 中山エミリ

    中山エミリ

  • 伊原剛志

    伊原剛志

  • 後藤ひろひと

    後藤ひろひと

  • 三谷昇

    三谷昇

  • 山里亮太(南海キャンディーズ)

    山里亮太
    (南海キャンディーズ)

  • 水野久美

    水野久美

  • 渡邊紘平

    渡邊紘平

  • 水野透(リットン調査団)

    水野透
    (リットン調査団)

  • 悠木千帆

    悠木千帆

スタッフ

原作脚本:木村武/脚色・演出・出演:後藤ひろひと/美術:池田ともゆき/ 照明:黒尾芳昭/音響:恩田哲寛/衣裳:木村猛志/ヘアメイク:宮内宏明

舞台監督:西村正樹/演出助手:古川典史/企画協力:よしもとクリエイティブ・エージェンシー/プロデューサー:服部優希

ストーリー

連続放火事件を追う警部補・岡本賢治は、放火現場付近でのガス自殺事件を知らされる。死亡したのは有名バンドのギタリスト。過去に起きた3件の自殺事件を調べる岡本だが、彼の恋人でもある週刊誌記者・甲野京子も同じく事件を追っていた。全ての自殺現場には「JOWKI」なるロックバンドのデビューアルバム『情鬼(JOWKI)』が残されていた。調査を続けるうちに自殺したとされる有名ギタリストは元々「JOWKI」のメンバーであり、名前を変えて活動していたことがわかる。やがて京子は芸能記者の力を借りて「JOWKI」の解散理由を知り岡本に告げる。そしてその「JOWKI」のボーカル「CHIYO」(藤田千代)が逮捕された。逮捕された千代が収監される牢獄に話を聞こうと現れた京子の前に不気味な煙が・・・。煙は看守を眠らせ鍵を開け、千代に脱獄を勧める。しかし千代は自らの無罪を証明するために脱獄を拒んだ。この事件は京子の記事により「ガス人間」と報道される。不可解なことだらけのこの事件・・・そして無愛想で謎めいた中古楽器店員・橋本。異質なガス。完璧なCHIYOのアリバイ。牢獄でうごめく煙。そこには哀しい愛と結末が隠されているのであった・・・。

DVD

「ガス人間第1号」芝居を観てから映画を見るか?映画を見てから芝居を観るか?僕は人間じゃないんだから一人間の作った法律に従う義務はないでしょう。

監督:本多猪四郎/脚本:木村武

音楽:宮内国郎/特技監督:円谷英二

DVD発売中 ¥4,725(税込)

発売・販売元:東宝株式会社

後藤ひろひとさん・ヒロインCHIYO役、中村 中さんインタビュー

特撮映画の金字塔『ガス人間第1号』が、後藤ひろひとの手によってついに舞台化される。物語の中心となるのは、体がガス化してしまう“ガス人間”と、彼が唯一愛した女性・CHIYOとの悲しき恋物語。後藤はこれを、映画のもつメッセージ性はそのままに、現代版『ガス人間〜』として大胆に脚色した。CHIYO役を演じるのは、情感あふれる歌詞世界と力強い歌声が魅力の中村 中。2人のクリエイターは、この舞台版にどんな息吹を吹き込むのか?

――後藤さんが脚色を手がけられるのは初めてですね。

後藤
「俺はラブストーリーが苦手なんですが、唯一成功したのが『ダブリンの鐘つきカビ人間』。あれはちょっと屈折したラブを描いていて、そういう点では『ガス人間〜』も似ている。だからその要素を借りて、またラブストーリーを書いてみたいなと。しかも『〜カビ人間』のようなファンタジックな作品が好きな人なら、絶対にこの物語の根本は好きになると思ったんです」

――CHIYO役を中村さんに決めた理由は?

後藤
「あれくらいの若さで、何か怪しい魅力を持っている女性って、なかなかいないんですよ。でも中ちゃんは、これまで男とも女とも言われて生きてきて、その過去が彼女をすごく不思議な存在にしている。そういう人なら、(映画版の)八千草薫さんをも抜くくらいの存在になれるんじゃないかなと」

――中村さんの中で舞台とは、どんな捉え方をされているのでしょうか?

中村
「ごくわずかですが今まで舞台を経験し、徐々に気持ちは変化していきましたね。要は自分が普段やっているステージと変わりがないというか、表現するってことに至っては、歌もせりふもあまり差を感じなかった。だから今は、舞台に対して考える余白がすごく増えたと思います」

――CHIYO役として、中村さんが現在イメージしている女性像はありますか?

中村
「それはすべて、後藤さんが握っているものだと思います。後藤さんが私をCHIYOだと思ったら、つまりはそれがCHIYOであって。だから今は、後藤さんと私の感覚を少しずつすり合わせていっている感じ。そうすることで、自ずと後藤さんが何を欲しているのかが分かってくると思います」

――魅力的なキャストのほか、後藤さんが手がけるからこその『ガス人間〜』とは?

後藤
「俺の狙いは、もっと笑いを盛り込むこと。ガス人間が世の中を翻弄していく姿って、やっぱりコメディだと思うので。まぁ俺が書きますからね、コメディが加わるのはしょうがないです(笑)」
スケジュール

<チケット発売 8月22日(土)より前売り開始>

10月3日(土)〜10月31日(土)日比谷シアタークリエ

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