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| Vol.44 久保と小笠原のよさが光った |
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| 好調さを見せた久保。小笠原も随所に好プレーを見せた |
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日本は中国を2対0と下したが、2ゴールを挙げた久保はもちろん、トップ下で起用された小笠原も随所に好プレーを見せた。ほとんどの攻撃にはこのふたりが絡んでいた、と言ってもいいだろう。
久保は今年1年間、マリノスでプレーし完全優勝に貢献したことで自信をつかんだのだと思う。早い時間帯に点が取れたことで楽になった部分もあると思うが、好調さを見せた。途中、日本はリズムが悪い時間帯もあったが、後半15分過ぎには、右サイドで山田からのボールを受けた久保が、力強いドリブルで相手DFをかわしてシュートまで持ち込むといった場面で、再び流れを引き寄せた。その後、久保は追加点を挙げるなど、90分間常にゴールをねらう姿勢を見せていた。この試合の久保は外から見ていても、何かやってくれそうな雰囲気を感じさせてくれていたね。
数多くのチャンスがあったことで、もっと点が取れれば、という声もあるとは思うが、1試合で2点も決めれば上出来。また、三都主のクロスに久保が高い打点で合わせたシーンもあったが、高さという部分でも久保の存在は日本の武器になり得ると思う。
また、小笠原は5月に行なわれた韓国との試合に続き、改めて実力を証明した。韓国戦のあとは、海外組が戻ってきたことや鹿島のチーム状態がよくなかったことで、出場機会がなかったが、中国戦での彼の働きは久保と同様に、今後に向けての大きな収穫になったと言えるだろう。 |
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| 3バックは機能したが、両サイドの攻撃が課題
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ただ、3バックにしたことで、両サイドの三都主と山田暢の攻撃参加を期待したが、前半に関してはまったく見られなかった。後半は指示もあったと思うが、多少は両サイドともに上がるようになった。が、まだまだ有効にサイドのスペースを使っているとは言い難い。
中国が浅いDFラインを敷いてきたことで、縦のスペースは狭く、両サイドにスペースがあるのだから…。中央突破が悪いとは言わないが、サイドを使った方がもっと楽に攻撃できる。そういう意味では、全体としてサイドを使おうというねらいがあまり感じられず、自分たちで試合を難しくしてしまっている感があった。
特に三都主は相手を引っ張り過ぎて、スペースを自ら消してしまっている。足元でボールを受ける場面も多く、彼のよさであるスピードとテクニックが活かされていない。もう少し、彼の技術やスピードが活かせるようにチームとして考えてもいいのでは。止まった状態では相手にもそれほど怖さはないと思う。何かもったいない気がする。
3バックに関しては、Jリーグでやり慣れている選手も多く、宮本を中心に問題なく対応していたと思う。 |
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| 大久保は見せ場作れず
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大久保はボールに絡む機会も少なく、あまり見せ場を作ることができなかった。代表では、なかなか点が取れていないことで気負いもあると思う。後半にクロスバーを叩いたシュートがあったが、力が入り過ぎているのでは。ただ、まだ若い選手だし次の試合でも出番があれば、貪欲な気持ちでゴールに向かってプレーしてもらいたい。
また、東アジア選手権は残り2試合あるわけだが、海外組がいないわけだし、これまで出場機会のなかった選手を試してもらいたい。特に、黒部は先発でどれくらいできるか見てみたいし、山田卓もいつもメンバーに入っているが、どこで使うのか分からない。香港戦などはテストの場としても、いい試合だと思う。 |
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