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宝塚花組トップスター、春野寿美礼のラスト・ステージが開幕
春野寿美礼 退団公演開幕写真
今年のクリスマス・イブ、12月24日(月)をもって宝塚歌劇団を退団することを発表している花組主演男役・春野寿美礼(はるの すみれ)。彼女のラスト・ステージとなる『アデュー・マルセイユ ―マルセイユへ愛を込めて―』『ラブ・シンフォニー』が11月16日、東京宝塚劇場で開幕した。

春野は1991年『ベルサイユのばら』で初舞台、翌年の配属以来、花組ひとすじで歩んできた生粋の花組っ子。2002年に主演男役に就任、以降5年以上にわたり花組の顔として数々の舞台で主演を務めあげた。正統派男役らしい気品とスマートさに加え、“ベルベット・ボイス”とも謳われる美声が何よりの魅力。その歌唱力は歴代のタカラジェンヌの中でも屈指の実力で、今夏に行われた「世界陸上大阪大会」で国歌斉唱を務めたことなども印象深い。代表作は『エリザベート』での黄泉の帝王トート役、『ファントム』タイトルロールなど。孤独を抱えて生きる人間の内面を深く描き出す演技力などにも定評がある。

サヨナラ公演となる今回は、ミュージカルとショーの2本立て。『アデュー・マルセイユ』は1930年代のマルセイユを舞台に、マフィアの密輸ルートを探るために身分を隠して故郷に帰ってきた国際刑事を主人公にした物語だ。一方『ラブ・シンフォニー』は“愛”をテーマに歌とダンスで綴る、宝塚らしい華やかなレビュー。

初日に先立って行われた舞台稽古後の会見では、「みんなで一緒に舞台に出て、楽しく歌い踊るというのが本当に最後なので、そこで楽しんでいる私や花組の生徒をみてほしい」と、やはり最後を意識したコメントもしつつ、「東京公演はこれから始まるので、まだまだ頑張らなきゃいけないなという気持ちです」とさっぱりとした笑顔で意気込みを語った。

公演は12月24日(月)まで、東京宝塚劇場にて。この公演のチケットは完売しているが、千秋楽の模様を東名阪TOHOシネマズ系列映画館にて生中継することが決定、こちらのチケットは11月30日(金)に発売開始になる。
宝塚歌劇団のチケット情報

(11月16日更新)
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