『ボウリング・フォー・コロンバイン』で銃社会を、『華氏911』でブッシュ政権にメスを入れたマイケル・ムーア監督が日本時間20日、NYで記者会見に臨んだ。
間もなく公開となる新作『シッコ』はアメリカの医療保障問題を取り上げる問題作。製作中、他国の医療制度を取材するためキューバを訪れたことが問題となり、政府から調査を受けていることが連日メディアで報じられたが「自由な国であるはずなのにこんなこと矛盾しているとしか思えないし、ブッシュ政府としては面白くないから嫌がらせをしてるとしか思えない」と早くも対決ムード。「今となってはブッシュ不支持層は70%を越えていて、つまり私の発言は70%支持されていることになる。いまや当時の僕の発言はメインストリームですらあるのでは?」と、今後も現在の撮影スタイルを貫くことを改めて宣言した。
また、健康問題を扱う本作に備えて大幅なダイエットに挑んだことに話題が及ぶと「3か月間で30パウンド(約13.6キロ)減らしたけど特別なことはしてない。とにかく毎日食事はお腹に貯まるものにしたこと、歩くこと、睡眠を取ることを心掛けた」と意外にもシンプルなダイエット法を披露し、「減量の結果には100%満足しているよ」とご満悦の様子。
ダイエットと言えば「7日間集中ダイエット」で話題のカリスマ・インストラクター、ビリー・ブランクスが現在、来日中。20日夕方には成田空港に約200人ものファンがお出迎えする熱狂ぶりで、連日テレビやイベント出演など分刻みの超過密日程が組まれている。世界で計1000万本の売り上げを記録しているDVD「ビリーズブートキャンプ」はもちろん日本でも記録的な売り上げをたたき出しており「確実に痩せる」と評判ながら、「本当にキツい」「これだけ動いたら痩せて当然」なんて声もちらほら。
一方、ムーアの日本での人気も相当なもので、記者会見の席でもムーアは「『華氏911』は 外国での劇場売り上げは(日本が)1番だった」と、日本での自分の人気の高さに上機嫌。まだ来日経験のないムーアだが、この人気だと来日する日も近いかもしれない。
鬼軍曹ビリーのキャンプに入隊するか? お手軽ダイエット法を伝授してくれる上に医療問題のレクチャーまでしてくれるムーアの新作『シッコ』を観るか? そろそろ身体のラインが気になる季節。あなたの選択はどっち?
『シッコ』 8月、シネマGAGA!他、全国ロードショー
(6月21日更新)
|
 |

本当に痩せた? やはりビリーに頼った方がいいのかも… 『シッコ』ニューヨーク記者会見 |