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『サンシャイン 2057』で船長役の真田広之はシェフも兼任



『ザ・ビーチ』『28日後... 』の鬼才ダニー・ボイル監督の最新作『サンシャイン 2057』の4月14日(土)公開を前に、主演のキリアン・マーフィと真田広之が来日会見を行った。本作は、太陽が消滅の危機を迎え、地球滅亡を救うために出発した8人のクルーの活躍と危機を描いたSFサスペンス映画。真田は、多国籍の人間が集まったクルーをまとめあげていく船長役。

クルー役の8人は映画撮影前に2週間合宿生活を行ったということで、そこでの真田の意外な役割が明らかになった。「(真田)広之は、シェフで、船長で、ギターリストで、素晴らしい役者」とキリアンが絶賛。真田は、合宿生活で料理担当として、パスタやサラダなど作っていたという。しかもベジタリアンもいるので、2種類用意したとか。「食事で釣ってキャプテンの資格を得た」と真田は笑いながら話すが、その料理の味は「Very Good!」とキリアンから評価される。さらに驚きなのが、ギターの腕前。キャストの一人がギターを持ち込んだために、お酒が入った席で自分達の国の歌を披露。真田は、“ジャパニーズ・ブルース”と紹介して、BEGINの「恋しくて」を歌ったという。実は何度も歌った曲のタイトルが質問されたのに、ずっとはぐらかしてきた真田だったが、最後の最後に観念したのか、ようやく白状した。

本作が他の映画と異なり異彩を放つのが、クルーの出身国がバラエティに富んでいること。特に船長の真田を始め、アジア人が3名参加している。これには意味があるとキリアンが語る。「50年後の地球でこれだけの大規模なミッションを行うことができる経済的な国は、アメリカとオセアニア、そしてアジアだろうという監督の考えがあった」。そんな中、船長に日本人が選ばれたことについて、真田は「日本人がキャプテンに選ばれる時代になった」と喜ぶ反面、「今回の船長役では、アジアの精神的な部分、日本人の謙譲の美徳、犠牲心が必要だったのではないか」と心のルーツが大事な要素だったのではないかと振り返る。

地球環境の破壊が叫ばれる昨今、真田が語った本作のテーマ「国籍、キャリア、宗教を乗り越えて、地球を守る」を真剣に考えるべきときが来ているのだろう。

『サンシャイン 2057』
4月14日(土)有楽町スバル座ほか全国ロードショー

(3月30日更新)

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サンシャイン 2057 来日会見写真
船長役の真田広之と物理学者役のキリアン・マーフィ
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