青木琴美原作の大人気漫画で、双子の兄妹が禁断の恋をする『僕は妹に恋をする』が嵐の松本潤、榮倉奈々主演で映画化される。この衝撃的な内容の映画を撮影した安藤尋監督に作品について話を聞いた。
原作の青木から「映画は映画だから、自由に作ってください」と言われ、大胆なアプローチを行なったそうだ。まずは原作の膨大なエピソードをそぎ落とし、2人の“好き”という感情面を最も大事に撮影。そしてそれに合ったエピソードを入れることで、漫画の世界観とリンクするようにしたという。結果、映画ならではのストーリー展開とオリジナルなエンディングが用意された。
原作では、兄妹の危ない衝撃的なシーンがあることも人気のひとつ。映画『東京タワー』では寺島しのぶと大胆なラブシーンを演じた松本だが、今回の相手役は若い榮倉。映画ではどうなっているのだろうか。「兄と妹が恋をするというタブーや大胆な描写も、原作の漫画は、綺麗で可愛い絵で描かれているのでファンタジーになるけど、同じことを実際の役者がスクリーンでやるとかなり生々しくなってしまう。」そこで監督は、漫画の世界観を壊さずに映画に変換する作業を行っていくことになる。
映画単独初主演となる松本に対しても、監督は全幅の信頼を置いた。そしてまさに少女漫画の決定版ともいえる王子様像を作り出したのは、松本本人だったとコメント。
安藤監督は、以前監督した魚喃キリコ原作の映画化『blue』でも市川実日子と小西真奈美の傷つきやすい少女同士のキスシーンを情感的に映画に収めている。そして本作でも松本演じる“頼”と榮倉演じる“郁”のゆっくりした時間の流れる中でのキスシーンは、あまりに美しい。そんなキスシーンや2人の結ばれる過程について、兄妹の恋愛という衝撃的な作品を撮った監督とは思えないほど、顔を赤くしながら語ってくれた。
安藤尋監督のインタビュー全文は、シネマぴあにて。
『僕は妹に恋をする』 1月20日(土)より恵比寿ガーデンシネマ、新宿武蔵野館他 全国ロードショー (C)2006「僕妹」フィルムパートナーズ
(1月9日更新)
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