愛人を殺害したナイトクラブ・ダンサーがスターダムにのし上がっていく、ブラックなミュージカル『シカゴ』。ブロードウェイで10周年を迎え、2007年2月には日本公演が行われるが、その出演者に元バックストリートボーイズのメンバー、ケヴィン・リチャードソンが弁護士のビリー・フリン役として加わることが決定した。
バックストリート・ボーイズは全世界で7100万枚以上のアルバムを売り上げ、過去3回の来日公演でも爆発的動員数を誇る人気グループ。その中心メンバーであったケヴィンが、今年6月に脱退、その後の活動が注目されていた。すでに2003年に同役でブロードウェイデビューを果たし、各メディアから絶賛されている。ケヴィンの歌う『シカゴ』の代表曲“Razzle Dazzle”は皮肉たっぷりで、かつとてもセクシーだ。
本作品は、2003年にはリチャード・ギア、レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの主演で映画化もされた人気作品。自分を捨てようとした愛人を殺し、投獄されたロキシー・ハート。彼女は悪徳敏腕弁護士ビリー・フリンの協力で悲劇のヒロインを演じ、一躍スターダムを駆け上がる。
通常、ミュージカルと言われて大半の人が抱くであろう、華やかで楽しく明るいイメージとは正反対、退廃的でシック、スタイリッシュ。鬼才ボブ・フォッシーのセクシーな振付ともあいまって麻薬のような魅力をかもし出し観客の心を掴み続け、ブロードウェイでは開幕から10年、ロンドンでは開幕から8年以上たった今でもロングラン上演されている。
4度目となる日本公演は、2007年2月8日(木)から3月4日(日)まで日生劇場で上演される。10周年を記念した特別公演ということもあり、先日、上記期間内の追加公演も決定している。
(12月22日更新)
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Photo Credit: Miranda Penn Turin |