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Interview

スコット・マーフィー

alan

生粋のアメリカ人にして日本をこよなく愛するJ-POPマニア=スコット・マーフィー。
日本語カバー・アルバムが20万枚を超えるセールスを記録するほどの人気を誇る彼が、最新作を完成させ、オレスカバンドとともに日本公演を開催する。 ツアーを控える彼に、今回のライブについて、そして“パンク魂”で歌うJ-POPの魅力について訊いた。

Text●@ぴあ編集部

「“音楽”という言葉そのままで音を楽しんで欲しいなぁ」

――昨年、来日ツアーを行いましたが、今回のジャパン・ツアーは?

「昨年はELLEGARDEN、POLYSICS、B-DASHなど色々なバンドからバックメンバーとして参加してもらってやったから、各バンドの良さとか様々な色がステージで出ていたと思う。それに結構小さい会場でのライブになったから一体感がすごくあってかなり楽しいイベントになったと思うんだよね。今年は昨年より会場が大きくなったし、バックバンドもオレスカバンドさんに全部お願いしている感じだからステージ内での一体感も表れると思うし、今回『Guilty Pleasures 3』をリリースすることによって、曲のレパートリーも増えたから来てくれた人みんなにより楽しんで貰えるステージになる事は間違いないと思うよ!」

――オレスカバンドとライブをすることになった経緯を教えてください。

「今回はイベンターさん(クリエイティブマン)からの紹介だった。オレスカバンドのCDを聴かせてもらって面白いと思ったからすぐにオッケーを出したよ! 実はまだリハーサルはやったことないんだけど今までにはなかったようなステージにすることが出来ると思うよ」

――オレスカバンドにはどんなライブを期待していますか?

「難しいけど、僕のCDではホーンアレンジなんかは入れてないから、“スコット・マーフィー×オレスカバンド”という感じになった時にCDとはまた違った面白いアレンジが期待出来ることかな? みんなも楽しみにしてくれていると思うんだけどそれに負けないくらい僕も楽しみにしてるんだよ(笑)。それに前回のライブよりステージの上にいる人数も多くなってるからライブ会場全体が賑やかで派手になると思うんだ。オレスカバンドのメンバーがステージではしゃぎすぎて僕が見えなくなってしまうのがちょっと心配だけどね(笑)!」

――ちなみに、ツアー中に日本で行ってみたいところ、食べておきたいものってありますか?

「沖縄には行ってみたいなぁ。食べ物は“マツタケ”。食べた事がないので食べてみたい。でも先日友人に値段を聞いてびっくりしたよ!」

――外国人に日本の観光地でおススめするとしたらどこですか?

「浅草寺に行って下さい。これぞ日本を代表するお寺。一番日本を感じました」

――さて、このツアーでは最新アルバムからの曲も披露されると思いますが、今作でカバーした曲はどんなふうに選曲されましたか?

「オリコンチャートを随時チェックしてるんだけど、1曲目に入っている『どんなときも。』に関しては以前TVに出演した時に槇原さんと一緒に出演させてもらえることになって目の前でカバーを披露させてもらったんだよ。その時に槇原さんもすごく気に入ってくれて、次の音源には絶対に入れようって思ったんだよね。その他の楽曲に関しては何よりも聴く人みんなに楽しんでもらうことを考えて選曲した。アニメとかバラードとか童謡とか。誰もが知ってる楽曲をポップパンクにするとみんな楽しい気分になるのは間違いないと思うからね!」

――モーニング娘。がコーラスで参加されてますね?

「コーラスで入ってもらえたらいいな〜と思い依頼をかけたら引き受けてくれた。『LOVEマシーン』のオリジナルリリース時のメンバーが参加してくれたという事もあり、出来上がりを聴いた時はとても感動したよ。MIXもかなり楽しい感じでやってみたから最後のサビとかは聴き所かな(笑)」

――アルバムの中でもっともできのいい曲は?

「『歌舞伎町の女王』・・・。椎名林檎さんは僕の音楽人生の中でもかなり大好きな人だから、今回初めてカバーをやらせてもらってそれも僕の英訳で。だから個人的にはすごく気に入ってるかな。でも楽曲アレンジ的にはやっぱり『どんなときも。』かな。まぁ全部気に入ってるよ(笑)!」

――アルバム1枚を通してテーマはありますか?

「全体のテーマかぁ・・・・・・やっぱり何よりも聴いてて楽しい感じになるようにかな。一言でいうと“音楽”という言葉そのままで音を楽しんで欲しいなぁって思ってるよ」

――どうしてそこまでJ-POPのカバーにこだわるんですか?

「こだわってる訳じゃないんだけど、敢えて言うならJ-POPにはすごくいい楽曲がたくさんあると思う。僕のアレンジでその楽曲の良さをより良く伝えれればすごくいいと思うんだよね!」

――では最後に日本のファンへメッセージを。

「聴く人みんなが笑顔になれるアルバムに仕上がったと思います。誰もが知ってる楽曲をカバーしたのでみんなで楽しんでね! あと今回はボーナストラックで僕のオリジナルソングも入れたのでそれも聴いてね! 日本でのライブもひさしぶりなのでとても楽しみにしてる。今、ライブでどんな事をしようかって毎日考えてるので、みんな遊びに来てね!! ブログで曲のリクエストもやってるから是非チェックよろしく!」

オレスカバンドからスコット・マーフィーへ

オレスカバンド

「“あの名曲たちをこんな風にアレンジできちゃう人がいるんや!”ってびっくりしました。日本の歌を独特な視点から見てそうやし、日本人の視点も理解してそうで…うーん、興味深い! フィーチャリングもバックバンド的なことをするのも初めてなので、今はただ彼とうちらがどんな化学変化を起こせるのかが楽しみですね!」

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PROFILE

スコット・マーフィー
1995年にアメリカ・シカゴでアリスターを結成、'07年に解散。'01年に来日した折にJ-POPの魅力にはまり、日本語を独学で習得する。12月3日にアルバム『Guilty Pleasures 3』をリリースする。
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ALBUM

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Guilty Pleasures 3
12月3日(水)リリース / 2000円
ユニバーサル J / UPCH-1634


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