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「ぴあ 39th FAREWELL"39 -THANK YOU-" 〜車輪小僧の大回転〜」ライブレポート

11月3日(木)・幕張メッセ 国際展示場 9〜11ホールにて行われたイベント
「ぴあ 39th FAREWELL"39 -THANK YOU-" 〜車輪小僧の大回転〜」の模様をお届けします!
まずはオープニングから!

オープニング

1972年7月10日の創刊以来、皆さまから頂いたたくさんの情報をもとに、その日その時のエンタテインメントを網羅する雑誌として、広く深くご愛顧いただきました情報誌「ぴあ」は、39年目の誕生日を迎えた今年7月、通巻1,341号をもってその役目を終えました。

長い間本当にありがとうございました。

39!!

本日は、情報誌「ぴあ」を愛してくださった2万人の読者の皆さま、そして情報誌「ぴあ」と深い絆で結ばれた7組のアーティストの皆さまとで、あの日あの時の感動を分かち合いたいと思います。

最後まで存分にお楽しみください!

ゆず

ゆず

トップバッターで登場したのは、ゆず。オープニングの『ストーリー』から軽快なステージを展開し、のっけから会場を大いに盛り上げていく。11月30日(水)にリリースされるニューシングル『翔』をいち早く聴かせてくれたほか、『夏色』では、「1・2・3・サンキューぴあ」の掛け声や、12年前にぴあの表紙を飾ったパネルを取り出すなど、サービス満点のパフォーマンスに、場内の温度はグングン上がっていく。ラストを飾ったのは『栄光の架橋』。イベントの滑り出しとしては、贅沢過ぎるほどのふたりのステージで「ぴあ 39th FAREWELL"39 -THANK YOU-" 〜車輪小僧の大回転〜」は幕を開けた。


SETLIST
M1 ストーリー
M2 シシカバブー
M3 超特急
M4 翔
M5 夏色
M6 栄光の架橋

氣志團

氣志團

COMPLEXの『BE MY BABY』が鳴り響く中登場したのは氣志團。1曲目の『ゴッド・スピード・ユー!』から熱いヤンキー魂がステージで弾けまくる。ステージ中盤では、これまでの10年を振り返るとともに、綾小路 翔と早乙女 光のフロントマンふたりが、身長が倍ほどの大きさになって「でっかくなって帰ってきました!」とアピール。でっかくなっての意味が違う気がしないでもないが(笑)、場内は大盛り上がり。ラストは『One Night Carnival』。サビの部分を「お願いだから歌って」と團長から懇願されたら、そりゃオーディエンスも歌わざるを得ない訳で、最後は会場中から大合唱が巻き起こる。MCも含め、キレキレのパフォーマンスはさすが氣志團、一流のエンタテイナーであった。


SETLIST
M1 ゴッド・スピード・ユー!
M2 キラキラ!
M3 愛羅武勇
M4 高校与太郎組曲 〜喧嘩ボンバー〜
M5 俺達には土曜日しかない
M6 One Night Carnival

トータス松本

トータス松本

三番手に登場したのは、トータス松本。バンドを率いてのステージは『明星』でスタート。小気味のいいリズムとグルーヴが会場全体を包み込んでいく。ソロの楽曲でオーディエンスをグイグイと引っ張ると思いきや、飛び出したのは『ええねん』。さらには『バンザイ〜好きでよかった〜』のウルフルズナンバーの連発に、ひときわ大きな声援が上がる。ステージ後半もその勢いは加速していき、トータスの着ていたシャツに汗がにじむ。『クリア!』『愛がなくちゃ』の後は、とどめとばかりに『ガッツだぜ!!』が炸裂。会場が揺れる揺れる。ソウルフルでタイト。トータスの粋なパフォーマンスが幕張の夜を彩った。


SETLIST
M1 明星
M2 マイウェイ ハイウェイ
M3 ええねん
M4 バンザイ〜好きでよかった〜
M5 クリア!
M6 愛がなくちゃ
M7 ガッツだぜ!!

エレファントカシマシ

エレファントカシマシ

1曲目から名曲『悲しみの果て』である。これで会場のテンションが上がらない訳がない。一気にエレファントカシマシの音世界にオーディエンスを引きずり込んでいく。11月16日(水)にリリースされるニューシングル『ワインディングロード/東京からまんまで宇宙』も両曲ともにガッツリと聴かせ、終盤『ガストロンジャー』『今宵の月のように』とたたみかける。シャツも裂けよと言わんばかりに熱唱、そして時折振り絞るようなシャウトをかます宮本浩次の気迫あふれるステージングと、石森敏行、冨永義之、高緑成治らメンバー渾身のパフォーマンスが会場の温度をさらに上げた。


SETLIST
M1 悲しみの果て
M2 俺の道
M3 風に吹かれて
M4 俺たちの明日
M5 ワインディングロード
M6 東京からまんまで宇宙
M7 新しい季節へキミと
M8 ガストロンジャー
M9 今宵の月のように

スキマスイッチ

スキマスイッチ

‘03年に「ぴあデビューレビュー@名古屋」に出演してくれた彼らは「ここまで大きくなりました」とばかりにエネルギッシュなステージを届けてくれた。大橋卓弥のボーカル&アコースティックギター+常田真太郎のピアノ&コーラスの絶妙さはもちろんのこと、そこに絡まるベース、ドラム、パーカッションのタイトなリズム、そのアンサンブルが素晴らしい。それはユニットというよりは、バンドと呼ぶに相応しい鉄壁のステージングに思えた。しっとり聴かせるステージよりも、よりダイナミックに弾けた今宵のスキマスイッチは、このイベントの休憩明けに相応しいパフォーマンスをガツンとお見舞いしてくれた。


SETLIST
M1 ガラナ
M2 晴れときどき曇
M3 さいごのひ
M4 View
M5 全力少年
M6 虹のレシピ

ASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATION

6番目に登場したのは、ASIAN KUNG-FU GENERATION。オープニングの『リライト』からガンガンに攻める。MCで「(有名になる前の)僕らが、ぴあのライブハウス欄に載ったのは、すごく嬉しかったし、ささやかな勇気をもらった」と後藤正文。ステージ中盤には「新曲やります」と、11月30日(水)にリリースされるニューシングル『マーチングバンド』も披露。’03年にぴあのイベント『PIA New COMER JACK』に出演してくれた彼らだが、そこから8年、ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、比類なきライブバンドとして、堂々のパフォーマンスとともに、ぴあのステージに帰ってきてくれた。


SETLIST
M1 リライト
M2 ループ&ループ
M3 ソラニン
M4 迷子犬と雨のビート
M5 マーチングバンド
M6 アンダースタンド
M7 君という花

DREAMS COME TRUE

DREAMS COME TRUE

この日のトリを飾ったのは、DREAMS COME TRUE。オープニングの『何度でも』から、スケール感あふれるステージでオーディエンスを魅了していく。4年に一度彼らが行っているライブイベント『DREAMS COME TRUE WONDERLAND』の「ぴあ版やります」と吉田美和のMCとともに『朝がまた来る』がスタート。ダンサーを交えた華やかなステージは、まさにワンダーランドさながらだ。『この恋はハードボイルド』では、マイケル・ジャクソンの『今夜はビート・イット』のフレーズも飛び出すなど、遊び心も満点。アンコールでは『LOVE LOVE LOVE』『サンキュ.』を披露し、感動的な雰囲気に包まれながらステージは終演。「ぴあ 39th FAREWELL"39 -THANK YOU-" 〜車輪小僧の大回転〜」のラストを飾るに相応しいパフォーマンスでイベントを締めくくってくれた。


SETLIST
M1 何度でも
M2 朝がまた来る
M3 その先へ
M4 大阪LOVER
M5 生きてゆくのです
M6 CARNAVAL〜すべての戦う人たちへ〜
M7 空を読む
M8 POISON CENTRAL
M9 TO THE BEAT,NOT TO THE BEAT
M10 この恋はハードボイルド
M11 うれしい!たのしい!大好き!
M12 LOVE LOVE LOVE
M13 サンキュ.



エンディング

これにて終演です。
改めましてありがとうございました。
39!!

情報誌「ぴあ」は、時代とともにその役割を終えましたが、皆さまに作っていただいた「ぴあ」のDNAは、これからも皆さまの中に生き続けていきます。

私たちは、エンタテインメントを通じてこれからを生きるために大切な「笑顔や元気」をひとつずつ着実に生み出していきたいと思っています。

『すべての人に感動のライフラインを』

『ひとりひとりが生き生きと』

私たちは、ぴあらしく、ぴあにしかできないことで
これからのために動き始めます。

今日、この時の感動とともに

39!!

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