22歳の誕生日の2月7日に初のバースデーライブを開催する加護亜依。どんなライブになるのか彼女を直撃!!!
Text●飯島健一 スタイリスト●桑原未奈
衣装協力●mimi&roger、RidgeRing 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-5-8 TEL03-5414-5322
――来月7日、加護さんの22歳の誕生日にバースデーライブが開催されますが、いつごろ企画を立ち上げたんですか?
「ホント最近ですね。前から“誕生日にライブがやりたいな”って話してて。そもそも2月にライブをやったことがなかったんで、ファンの人と触れ合う機会がなかったんですよ、誕生月に」
――ファンとしては、本人に会えるライブで“誕生日おめでとう!”って声をかけたいでしょうからね。
「そうでしょうね。なんで、今年でデビュー10年目だし、2010年だし、ダブルピース(22)の歳だし。“じゃあやっちゃいましょう!”ってなりました」
――でも、当日までそんなに日数がないから、準備が大変なんじゃないですか?
「そうなんですよ! 今日もそのライブ用のDVDの撮影をしてて……でも、すごい楽しみなんで、大変な状況も楽しんでる感じです」
――内容はどのくらいまで決まってるんですか?
「えーっと、まずは歌ですね。ファンのリクエストを募集してて、それを歌ったり。あとジャズを今練習してるんで、ジャズを歌ったり。あとはゲームとか……って、決まってないことたくさんあるじゃん〜!」
――立ち上がったばかりだから(苦笑)。
「そうなんですよ〜。あ、トークもあります。結構、加護亜依トーク好きなファンの方が多いんで、ぶっちゃけトークを。あとは、ゲストを呼んだりとかします」
――バースデーライブとは言いつつ、いろいろ企画があって、エンタメ色の強い内容になりそうですね。
「そう、それでいて、フレンドリー感覚でできたらいいなって」
――それにしても、加護さんがジャズを歌うっていうのは、ちょっと意外ですよね。
「いや、でもファンの方からは“ジャズを歌って欲しい”って声が多かったんですよ。昔『17才よさようなら(ARRIVEDERCI)』っていうジャズっぽい曲を歌ったんですよ。それを聴いたファンの方たちから、歌って欲しいっていうのがあったんで」
――ファンの念願が叶うわけですね。トークのほうのネタは集まってます?
「もう、たまりまくり! こないだNACK5(埼玉のFM局)で深夜1時から朝の6時まで、生放送でひとりで喋ったんですよ。そこでもかなり喋ったんですが、生放送なんで、言えないこともあるじゃないですか。だからそれをバースデーライブでお披露目しようと」
――放送では言えないようなネタが満載と。
「とても言えない! ブログにだってアップできない! ……って、そんなにビッグ・ニュースは無いんですけど(苦笑)。でも当日までにはまだあるし、何かニュースが生まれるかもしれないし
――ニュースと言えば、最近ニューヨークに行ってたそうですが。
「そうなんです。KDDIモバイルがやってる“navi☆Road”のイメージ・キャラクターを務めさせていただくことになって、それでアメリカを回ってて。また今度行ってくるんですけど」
――navi☆Roadっていうのは?
「留学&アメリカ生活を応援するサイトで、KDDIモバイルさんと私が、衣食住や学校、観光、ショッピング、医療などなど、いろんなお助け情報を提供してるんです」
――人によって知りたい情報って違うから、いろいろ紹介してくれてるのは便利ですね。
「そう、私もニューヨークでサブウェイ(地下鉄)の入り口が分からなくて、お店で聞いたら“そこのコーナー(角)にある”って言われて。でもコーナーはいっぱいあるから“どこだよ!”って」
――土地勘のない海外では、交通機関を利用するのもドキドキものですからね。
「ですよね。私は、見つけた入り口が、ちょうど行きたい方向に行く電車の乗り口だったんで、ハッピーだったけど」
――なるほど。仕事を通しながら、いろんな経験をしてるみたいですね。
「そう……なんか最近ね、人間って無意識だけど、いろいろチョイスしながら生きてるんだなって思うようになって。“あの日あの人に会ってなければ、いまこういう仕事をしてなかったかもしれない”みたいなね、そういうことを10年目にして考えるようになったんですよ」
――おぉ〜、深いテーマだ。
「だって、仕事帰りにスーパーに寄ったせいで事故にあって死んじゃうみたいな、悲しいチョイスも世の中にはあるワケじゃないですか。そういう結果が分からないのは怖いことだけど……それでも、たくさんある選択肢の中の一つを、一瞬一瞬で選んでるんですよね……」
――当たり前のことだけど、10年で加護さんもしっかり変化してるんですね。
「や〜、だって12歳でデビューですからね〜。変化してなきゃ(笑)。なので、バースデーライブでは“加護亜依もこういうふうに変わっていってるんだ”っていうのを見て欲しいですね。それでファンのみんなも何かに挑戦するみたいな、そういう刺激というかきっかけに私がなれたらイイですね」
加護亜依 過去のインタビュー&動画コメント(2008年7月31日)