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文:斎藤雅広 Masahiro Saitoh
 まずは自己紹介〜。本業はクラシックのコンサート・ピアニストなのに……コンサート等のプロデュース、作曲編曲、指揮、イラストを書いたり、大学で教えたり、最近はテレビでキーボーズなる爆笑キャラクターに変身、かたやNHK趣味悠々にてお父さんのピアノブームをあおったり……うーん、我ながらわけがわからん……。ソロばかりでなくアンサンブルも大好き……お陰様でウィーン・フィルやベルリン・フィルの人達をはじめ、フランシスコ・アライサ(T)等、世界の第一級の方々とパートナーになってのコンサートも多いのです。そしてポピュラーやスタンダードも料理します。世間では音楽の伝道師などと呼ばれとりますが、さてさて……
最終回 さよならはオーケストラで

「マサヒロ」?……クラシック界で斎藤雅広といえば、泣く子もだまるスーパーピアニスト。彼の完璧なテクニックに裏付けされた魅惑的なワザに魅了される人々は後を絶たず、世界トップクラスのアーティストたちからは連日惜しみない賞賛の声が贈られ共演依頼も多い。
もっとマサヒロさんのことを知りたい? では、こちらへ!

●オーケストラといえば指揮者
いやあ、早かったなあ。いよいよマサヒロの連載も最終回を迎えました。短い間でしたがおつきあいしていただき本当にありがとうございました。さてさて今までクラシックのナビを、評論家の本とはちがった形でやってきましたが、やっぱりここでオーケストラの曲をとりあげない訳にはいかないでしょねえ。そもそも指揮者……かっこいいと思っている人多いですね? 確かにいかにも人の上に立つ職業って感じだし……でも基本的には他人まかせ、オーケストラがちゃんとやってくれなければ、どーしよーもないあわれな職種でもあるんです。だから卑屈な感じの人ってけっこう多いんだ。逆に大指揮者となればカリスマ的なチカラで存在感からして圧倒的なんだけど、どーやってそこまでになったかを考えると、政治力、財力、人間関係……一番うさん臭い音楽家かもしれないね。

●オーケストラの初体験は?
オーケストラの曲で最初に聴きがちなのは、交響曲だとベートーヴェン「運命」「田園」、管弦楽曲だとチャイコフスキーのバレエ曲やラヴェル「ボレロ」あたりでしょうか。運命っていえばジャジャジャジャーンて、だれでも頭の部分は知ってるわけだけど、結構最後の解放的な祝福に向かって山あり谷あり叙事詩のごとくの大曲で、ボクなんか最初にこの曲を聴いたのは小学生だったからヘビーだった・・・「田園」だって美しい曲だけど現代人の感覚からいくと自然描写もアカぬけていないし、ヨーロッパ的な風景とかノスタルジーと無縁な初心者には長かったりする。

運命を うんメェ〜具合に 聴けなくて……マサヒロ心の俳句

●交響曲、ハマッたらとまらない!
で、ベートーヴェン「第九」だってね、すごい曲なんだよ。人間の煩悩の数々が打ち消され浄化されて、有名なあの主題が導かれて合唱エンヤカヤカヤ。ホントは何回も聴いても難解な曲じゃ……。ボクが子供のころ聴いてワクワクしたのはドヴォルザーク「新世界」……それも第四楽章。「新世界」といえば下校のBGMでおなじみの第ニ楽章、「家路」とかネーミングされてるアレ。だけど、僕がハマッたのは第四楽章だったんだ。スピード感とスペクタクルそしてロマン……全部ある。「新世界」チャイコフスキー「悲愴」とともにおすすめの交響曲。交響曲はハマりだすと止まらない……マーラーやブルックナーの大交響曲にすぐに行ってしまう。また有名なショスタコーヴィッチ「交響曲第五番」なんていうのも、吹奏楽でもやられるから耳なじむ。有名なのにはシューベルト「未完成」があったな。美しいけどやはり気持ちもどこか収まっていかない感じ……こういうのを癒しで聴く人もいっぱいいるのだろうけど、シューベルトはいつも自分の主題を慈しみすぎて、大曲はしつこいんだよね。それがいいところでもあるんだけど。

未完成 完成しなくて 良かったね……マサヒロ心の俳句

●大作もいいけど小品もね
オーケストラの小品はすてきなものも一杯あるけど、好きだったのはチャイコフスキー「弦楽セレナーデ」。これはおすすめ。第一楽章なんかいかにもクラシックらしい雰囲気が映画音楽の様に再現される。第ニ楽章のワルツも良いし第四楽章の導入がいい。管楽器がいないけどロマンティックが止まらない。
そして宗教曲、死者のためのレクイエム……なんていうと、いかにも重苦しい難渋な感じがするけれど、モーツァルトのものは絶筆でもあるし、すばらしい感動を呼ぶ。フォーレ「レクイエム」の美しさは、ホントに例えようがないっていう感じだね。ぜひ聴いてみてください。

●これからは違うぞ!
さてさて、こうして突然ナビコーナーを作ってしまったのだけど、概してナビがなければトッつきにくいというイメージがあるのが問題だと思うんだ。ホントはすてきで、多少難解であってもそれなりのインパクトを、他のジャンル以上にあたえられる世界なのに残念でなりましぇーん。コンサートに行っても結局つまらなかったって帰る人が多いってことだよね〜。今までは。そう、今までは。

ワッハハハハハハハハハハハ!!! これからはちがうのじゃ。ぜひぜひ斎藤雅広のコンサートを覗きにきんしゃい。楽しさ満載! 帰りにはもうCDを買わずにはいられないのだー。(CDは、ニの線でマジメだが……)ってまあ、自分でいっちゃオシマイじゃが、今回でおしまいですからエーではないか。いや、真剣に……これからも良いコンサートができるように頑張ります。どーぞ応援の方、よ・ろ・し・く

もう一つ この際だから 自己宣伝……マサヒロ心の俳句

私に会いたくなったらこちらのアドレス……
あ、そうそう今ヤマハのHPでも大暴れしてまーす。
それでは!


斎藤雅広オフィシャルホームページ
「MASAHIRO CLUB」こちら

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演奏家のひとりごと バックナンバー
第1回 「はじめて聴くピアノ曲」
第2回 「ピアノの聴き方いろいろ」
第3回 「オペラはいかが?」
第4回 「室内楽と歌曲」

 

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