@ぴあTOP > 特集 > ジャパンラグビートップリーグ2010-2011 > 観戦ガイド
ポイント1 基本ルールを抑えよう!
ラグビーのルールはいたってカンタン! 競技時間は前後半40分、手や足を使って、15人のプレイヤーが相手インゴールに攻め込んでトライする。基本的なルールを覚えれば、もっとラグビーが楽しくなる!
タックル![]() ボールを持っている相手の選手をつかんで倒すプレー。 |
スクラム![]() 軽度な反則が起こった後の試合再開方法。 |
ラインアウト![]() ボールがタッチラインから外側に出た時の試合再開方法(ボールを出していないチームがボールを投げ入れる)。 |
シンビン危険なプレー・故意の反則等を犯すと一時的退場(10分間)を命じられる。 |
反則スローフォワード:攻撃時に自分より前の選手にパスをすること⇒相手ボールのスクラムで試合再開ノックオン:攻撃時に攻めている方向にボールを落とすこと⇒相手ボールのスクラムで試合再開 オフサイド:プレーしてはいけないゾーンからプレーに加わること⇒相手のペナルティキックで試合再開 |
ポイント2 ポジションを知ろう!
8人のフォワード(FW)と7人のバックス(BK)でチームが構成される。選手の基本フォーメーションとそれぞれの役割を理解することで、もっとラグビーが楽しくなる!

フォワード(FW)
試合中にスクラムを組むメンバーで、ボールを獲得することが一番の役割。体格に優れたパワーのある選手が多い。
バックス(BK)
フォワードが獲得したボールを得点につなげるのが一番の役割。足が速く、パス・キックのテクニックに優れた選手が多い。
NO | ポジション | 役割 |
1/3 | プロップ(PR) | スクラムで最前列を務める、チーム1の力持ち。 |
2 | フッカー(HO) | スクラムの操縦士。ボールを足でかき出す。 |
4/5 | ロック(LO) | ラインアウトで空中のボールをキャッチする。 |
6/7 | フランカー(FL) | ボールのあるところに常に現れるチームNo.1のタックルマン。 |
8 | ナンバーエイト(NO8) | FWのリーダー的存在。身体を張ってチームを引っ張る。 |
NO | ポジション | 役割 |
9 | スクラムハーフ(SH) | FWが獲ったボールをBKにパスする球捌きの名人。 |
10 | スタンドオフ(SO) | パス! キック! ラン! 攻撃方法を考えるチームの司令塔。 |
11/14 | ウイング(WTB) | ゴールを目指してトライするチームNo.1のスピードスター。 |
12/13 | センター(CTB) | パスあり、キックあり、突進あり。攻撃を仕掛けて突破口を開く。 |
15 | フルバック(FB) | チームの最後方に位置するディフェンスの最後の砦。 |
ポイント3 観戦場所を決めよう!
ラグビーは観る場所によって楽しみ方がいろいろ。自分のベストスポットを見つけよう!

スクラムやタックルの迫力、空中戦の高さ、走り抜ける選手の速さなど、ラグビーを最も肌で感じられる。


試合の展開、選手のポジショニングなどを俯瞰して観ることができる。


トライ、ゴールなどの得点シーンを間近で観ることができる。

※写真は秩父宮ラグビー場
その他
寒い時期の開催となるため、マフラーやカイロなどの防寒対策もお忘れなく!
秩父宮、近鉄花園開催のSS指定席ではクッション・ブランケットの貸し出しサービスもあるので利用しよう。
ポイント4 プレーのココに注目!
初めての観戦でも、これを抑えておけばラグビーがおもしろくなります!
ラグビーはボールを相手陣地へ運ぶ「陣取り合戦」。ボールを持ったら、走ったりキックをして前へ進むが、パスは後ろにしか出せない。攻撃チームは常にボールを先頭にして相手陣地へ攻め込む。

ラグビーの醍醐味は激しいタックル。ボールを持っている選手にだけタックルできるので、ボールの周りではいつもぶつかり合いが起きる。


敵味方がぶつかり合うとボールの奪い合いが始まる。人だかりでボールが見えないときには、バックスの選手の並び方を見れば、どちらにボールが出るかが一目瞭然。
