「スタンスは変わらない」一青窈、新たなスタート

音楽劇「箱の中の女」

どんなお話?

男は孤独な生活をしていた。
男は妻がほしかった。
男は愛する者と暮らせる日々を夢見ていた。
それがかなわぬ中、波止場で荷物の積み下ろしの仕事についていた男は、
ひとりの密輸業者に密輸を加担するように話を持ちかけられ、それを受け入れる。
ある夜、密輸業者から預かった山積みの箱の中から奇妙な音がし、
その箱からひとりの女が出てきた。
言葉を話さぬ女。おそらくは何か不幸な身の上にあるのに違いない。
男には、何かと相談に乗ってくれ、心の支えとなる中年男がいたが、
その中年男にも嘘をつき、女をかくまいつつ生活を続ける。
やがて密輸業者の言動から、女の意外な真実が明るみになっていくが・・・・・・。

共演者からコメントが到着!

柏原収史

俳優・一青窈について(稽古を通しての印象・エピソードなど)
「稽古中の一青窈さんを見て、『ステージ』での立ち振る舞いがやはり、慣れていらっしゃるし、とても素敵だなぁ・・・と。 とても、初舞台とは思えない程、堂々とされていて、これからの稽古がとても楽しみです」
『箱の中の女』の見どころについて
「やはり、何と言っても、一青窈さんの歌は、最高だと思います。
そして、周囲を取り巻く俳優さんたちの個性豊かなお芝居も、最高です!」

水橋研二

俳優・一青窈について(稽古を通しての印象・エピソードなど)
「とても透明な感じを受けました。どんな形にもなっていくような、そして、大量なエネルギーの持ち主でもあるような」
『箱の中の女』の見どころについて
「すべてだと思います。音楽と芝居、一青窈さんの詞、小林武史さんの音楽、岩松了さんの演出。
すべてが重なった時どうなるのか、出演させていただく私自身もとても楽しみにしています」

山中 聡

俳優・一青窈について(稽古を通しての印象・エピソードなど)
「僕は稽古場で一青サマの真後ろに座らせていただいております。一青サマは結構小柄な方で、そんな身体でよくあんな歌が・・・と思ってしまいます。いったい何を食べれば、そんなにパワフルになれるのかと思っているのですが、カップラーメンがお好きのようで、よく召し上がっております。この機会に、カップ麺を食べれば僕も元気になれるか、ちょっと蝉之介さん聞いてみてください」
『箱の中の女』の見どころについて
「見どころは…一青サマの生歌は、もちろんですが…。蝉之介さんの華麗なステップがオープニングにあります。必見です。見どころ…正直僕もまだわかっていないのです!! この機会に、ちょっと蝉之介さんに聞いてみます。ちなみに蝉之介さんは僕の左隣に座ってらっしゃいます。甘めの菓子パンを好んで食べています。右隣は水橋研ちゃんです。研ちゃんは…あら! 何も食べていましぇん!! あらら? 大丈夫かしら。お稲荷さんかなんか差し入れした方が良いかしら? ちょっと蝉之介さんに聞いてみます」

村杉蝉之介

俳優・一青窈について(稽古を通しての印象・エピソードなど)
「稽古がお昼くらいに始まるので、私は稽古場で菓子パン(ナイススティックなど)を食べるのですが、一青さんはサツマイモを食べていました。昨日なんて、ナンを食べていました。やっぱりアーティストは違うなぁと思いました。なんか、オシャレだなぁと思いました」
『箱の中の女』の見どころについて
「岩松作品にはめずらしく、サスペンスです。
一青窈×岩松了+男優陣の化学反応をお楽しみください」

杉本哲太

俳優・一青窈について(稽古を通しての印象・エピソードなど)
「一青さんの歌はあちこちで耳にしていましたが、今回は役者としての出演。本番までにどんな風になるのかな? と、まるでお客さんのように楽しみにしてるんですよ。そのうえ共演できるわけだし、嬉しいなと思いつつ期待してます」
『箱の中の女』の見どころについて
「岩松さんと小林さん、そして一青さんでひとつの舞台を作るというのは貴重ですよね。それもいわゆる“ミュージカル”ではなく、芝居がしっかりある中で一青さんひとりが歌う“音楽劇”。そこがこの作品の面白みだと思います」
Text●佐藤さくら(杉本哲太)

写真で見る稽古場レポート!

11月某日、稽古場にて。
時折、意見を交わしあいながら、真剣な表情で稽古が進んでいく。
どんな作品に色づいていくのか・・・上演をお楽しみに!

Date

『箱の中の女』
12月10日(水)〜12月25日(木) Bunkamuraシアターコクーン
12月27日(土)〜12月29日(月) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
[スタッフ]作・演出:岩松 了/音楽監督・作曲:小林武史/作詞:一青窈
[キャスト]一青窈/柏原収史/水橋研二/山中聡/村杉蝉之介/杉本哲太

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