舞台をはじめ、映画、テレビドラマなど多岐にわたって数多くの作品を手掛けてきているが、最近の作品の多くはDVD化されている。チケット入手が困難だけに、まだ三谷作品を実際に観たことがない人も多いはず。まずはDVD化された舞台作品でその面白さを堪能しよう。
- 恐れを知らぬ川上音二郎一座
- コンフィダント・絆
- PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場
- 12人の優しい日本人
- なにわバタフライ
- オケピ! The Orchestra Pit
- You Are The Top 今宵の君
- 彦馬がゆく HIKOMA,THE HERO.
- バッド・ニュース☆グッド・タイミング Bad News☆Good Timing
- ヴァンプショウ VAMP SHOW
- マトリョーシカ
- 笑の大学
- その場しのぎの男たち
- 竜馬の妻とその夫と愛人
- 「アパッチ砦の攻防」より 戸惑いの日曜日
- 社長放浪記
恐れを知らぬ川上音二郎一座
- トンデモ演劇仕掛人をコミカルに舞台化
- 旧・芸術座の跡地に建った「シアタークリエ」のこけら落とし公演として上演。明治の世にありながら、何の因果かシェイクスピア劇と出会い、「俺たちもあれをやろうぜ!」とばかりに意気揚々とボストンへと降り立った川上音二郎(ユースケ・サンタマリア)とその一座たち。しかし当の劇場へ着いてみると、座員による残金持ち逃げやら、いなくなった座員の仕事は誰がどうするのかやら、日本語を知らないアメリカの観客対策やら、問題山積。今なお日本演劇史に名を残す、実在のとんでもプロデューサー・川上とその一座が、果たしてこの危機をいかに乗り切ったのか。作り手としての覚悟や夫婦の絆なども描きこんだ、三谷流・史実コメディ。超職人スタッフ役の阿南健治からも目を離すな。
- 公演記録
- 2007年11月7日〜2007年12月30日 シアタークリエ
- 作・演出:三谷幸喜 出演:ユースケ・サンタマリア、常盤貴子、戸田恵子、堺雅人、 堺正章、浅野和之、今井朋彦、堀内敬子、阿南健治
コンフィダント・絆
- 痛くて苦い、男3人の友情物語
- 無名時代のゴッホ、ゴーギャン、スーラ。それに美術教師のシュフネッケルが加わって、絵を愛する4人の男たちが、もし同じアトリエを借りていたら――。生瀬勝久、中井貴一ら軽妙な持ち味の名優が揃い、三谷ならではのおもしろ会話劇が展開するのかと思いきや、その様相は芝居が進むにつれて少しずつ、色を変えていく。互いの才能に抱く羨望、嫉妬、そして軽侮。明暗の感情が入り交じった末にたどりつくラストは、“もの作り”に触れたことのある者なら心臓をぞうきん絞られているような気持ちに…。男たちの生き様を、半歩客観の視点から見守る、堀内敬子のやわらかな歌声も耳に残る名作。
- 公演記録
- 2007年4月7日〜2007年5月6日 PARCO劇場
- 作・演出:三谷幸喜 出演:中井貴一、寺脇康文、相島一之、堀内敬子、生瀬勝久 音楽・演奏:荻野清子
PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場
- ダイナミックな疾走感に拍手喝采
- 10年来のつきあいとなる市川染五郎との、念願の“三谷版歌舞伎”がついに実現。時は元禄、伊予西条藩の藩士・菅野六郎左右衛門(松本錦吾)が、何かと相容れぬ村上庄左右衛門(市川亀治郎)の策略で、高田馬場で決闘を果たすことに。かなり大所帯の村上チームに対し、菅野チームは超少人数。そんな窮状に立ち上がったのが、菅野の甥の中山安兵衛(市川染五郎)。のちに赤穂浪士・堀部安兵衛として名を上げるその男だが、当時は飲んだくれのやさぐれ人生を送っており、けれど叔父の危機を知るや、いざ助太刀にと高田馬場へ走る! 二役・三役をこなす主要陣の早変わりや、疾走感あふれるクライマックスに客席はやんやの喝采となった。
- 公演記録
- 2006年3月2日〜2006年3月26日 PARCO劇場
- 作・演出:三谷幸喜 出演:市川染五郎、市川亀治郎、中村勘太郎/市川高麗蔵、澤村宗之助、松本錦吾/市村萬次郎
12人の優しい日本人
- 普通の人が全霊で人を裁くまで
- 1990年初演、劇団「東京サンシャインボーイズ」時代の代表作を、江口洋介、石田ゆり子ら豪華な布陣で上演。初演時は架空の出来事として描かれた設定が、実際に来春「裁判員制度」として施行されることもあり、劇団公演や映画版(中原俊監督・1991年)とはまた違った、独特の緊張感を伴う舞台となった。口火を切るのを嫌ったり、メモるばかりで自分の意見は持たない者がいたり、いろんな意味で“日本人的”な普通のひと、12名。彼らに課されたのは、ある殺人事件についての審議。トラックにはねられた男性の死の鍵を、容疑者の女性が握っているのかいないのか。そもそもこれは殺人事件なのかどうなのか。12人はいつのまにか、法廷でも思い及ばなかった結末へとたどりつく。
- 公演記録
- 2005年11月30日〜2005年12月30日 PARCO劇場
- 作・演出:三谷幸喜 出演(50音順):浅野和之、石田ゆり子、伊藤正之、江口洋介、小日向文世、鈴木砂羽、筒井道隆、生瀬勝久、温水洋一、堀内敬子、堀部圭亮、山寺宏一
なにわバタフライ
- 愛すべき女性芸人の一生
- 浪花の芸能史に名を残す名女優・ミヤコ蝶々の人生をモチーフにした、三谷作品としては初となるひとり芝居。舞台上にはいないはずの、主人公の家族や師匠、男たち。主人公の前を行き過ぎる、あらゆる人々の姿が、戸田恵子の演技にうながされて実際に見えてくる気がするから不思議。ザッツ・演劇マジック。そしてそのマジックの片棒を担うのが、小竹満里のマリンバと、山下由紀子のパーカッションだ。ときにBGMとして、ときに相手役のせりふとして、生演奏の音色が物語の一部として寄り添っている。ちなみに、この舞台で戸田は第5回朝日舞台芸術賞受賞。彼女の愛らしさが、主人公への愛おしさと相まって、観る者の胸を温かみで満たした。
- 公演記録
- 2004年12月18日〜2005年1月26日 PARCO劇場
- 作・演出:三谷幸喜 出演:戸田恵子 生演奏:小竹満里/山下由紀子
オケピ! The Orchestra Pit
- 憧れと不安と愛情が交錯する場所
- 三谷が脚本・作詞・演出を手がけた初めてのミュージカル作品。音楽監督と指揮は、ドラマ『王様のレストラン』や映画『ラヂオの時間』『みんなのいえ』で三谷との相性は証明済みの服部隆之。現在DVD化されているのは、2003年の再演版。せりふのみならず楽曲も新たに“あて書き”したことで、作品全体の厚みも増している。物語の舞台は、普通は舞台の下に据えられている「オーケストラ・ピット」、通称“オケピ”。念願叶ってこの場所にたどりついた青年や、恋に心揺らす男、そしてそれが若干うざったい女。それぞれの事情が歌われるものの、頭上のミュージカルはそれらとは無縁に進んでいく。しかし次第に個々の人間模様が“チーム感”へと化していく、クライマックスが圧巻だ。布施明が歌う、娘を思うナンバーも落涙確実。
- 公演記録
- 2003年3月11日〜2003年4月20日(再演)青山劇場
- 作・演出:三谷幸喜 音楽・指揮:服部隆之 出演:白井晃、天海祐希、戸田恵子、川平慈英、小日向文世/寺脇康文/小林隆、相島一之、温水洋一、小橋賢児、瀬戸カトリーヌ、岡田誠/布施明
『You Are The Top 今宵の君』
- 怒濤の結束で幕を開けた奇跡
- 市村正親が三谷舞台に初登板、そして劇中歌を井上陽水が手がけたことで話題となった舞台。かつては名コンビとうたわれた作曲家(浅野和之)と作詞家(市村)が、久しぶりに深夜のリハーサル室で顔を合わせ、今は亡きひとりの歌手(戸田恵子)をしのぶ曲を作り始める。彼女との思い出を語り合ううち、互いの彼女像にどうも食い違いがあらわれてきて……。これが初顔合わせとなった浅野と市村が、怒濤の結束力で初日へと猛ダッシュ。長年のキャリアと実力と舞台愛を、全霊で注ぎ込んだ入魂作となった。それぞれの“思い出の女”を演じる戸田が、くるくるとキャラを変えていくのも見ものだ。
- 公演記録
- 2002年3月5日〜3月31日:東京/世田谷パブリックシアター
- 2002年4月3日〜4月14日:大阪/シアター・ドラマシティ
- 作・演出:三谷幸喜 出演:市村正親、浅野和之、戸田恵子 劇中歌作曲:井上陽水
彦馬がゆく HIKOMA,THE HERO.
- 国の激変期にも家族の日常は続く
- 1990年初演、劇団「東京サンシャインボーイズ」の代表作のひとつ。タイトルからするとまるで壮大な幕末物語かと思われがちだが、実のところは“幕末ホームコメディ”。主軸となるのは浅草で写真館を営む神田彦馬(小日向文世)とその妻(松金よね子)、そしてその3人の子どもたち。持論はともかく、パワフルな人間に出会うたびに肩入れしてしまう長男(伊原剛志)、静かに写真道をゆく次男(筒井道隆)、一家を明るく切り盛りしながら坂本竜馬に恋をしてしまう長女(酒井美紀)。そしてこの写真館を行き交う幕末のヒーローたちは、ここではある意味“ちょい役”で、しかしながらそれぞれ実際に伝えられる説にきっちりと基づいており、幕末マニアの三谷ならではの秀作となった。
- 公演記録
- 2002年1月8日〜2002年2月3日 PARCO劇場/ 2002年3月9日〜2002年3月31日 ル テアトル銀座
- 作・演出:三谷幸喜 出演:筒井道隆、酒井美紀、伊原剛志、松重豊、梶原善、阿南健治、温水洋一、本間憲一、大倉孝二、瀬戸カトリーヌ、松金よね子、小日向文世
バッド・ニュース☆グッド・タイミング Bad News☆Good Timing
- 容赦なく襲い来る笑いの大波小波
- 三谷自身が「現時点で僕にできるコメディの要素は全部盛り込んだ」と語った、いわば三谷コメディの決定版。舞台上のあちらこちらで、とんでもない事態が最悪のタイミングで起こる。DVDでもぜひ、画面のすみずみまで目をこらしていただきたい。物語の舞台は「バリトンホテル」。この日挙式予定のカップル(生瀬勝久、沢口靖子)の、互いの父親(角野卓造、伊東四朗)はかつての人気漫才コンビで、しかしケンカ別れで絶交している。今日のことはまだ何も知らないふたりを、いかにうまく引き合わせるかが最重要課題なのだが、思いも寄らぬ展開が次々と彼らを襲うのだった――。その都度、実に小器用に立ち回るウェイターを、八嶋智人がのびのびと演じてブレイクのきっかけに。
- 公演記録
- 2001年10月8日〜2001年11月11日 PARCO劇場
- 作・演出:三谷幸喜 出演:沢口靖子、生瀬勝久、久野綾希子、伊藤正之、八嶋智人、角野卓造、伊東四朗
DVDは現在、在庫なし
入荷未定
製作・発売元:
株式会社パルコ
(c)2001 PARCO/THIRDSTAGE
ヴァンプショウ VAMP SHOW
- 10年ぶりの吸血鬼が演じるのはホラーか?コメディか?
- 三谷自身も出演した1992年初演作を池田成志の演出で再演。ヴァンパイア=吸血鬼を描いたホラー、ではあるがそこは三谷、元落研仲間だったり、ひと様に迷惑をかけないことを身上に献血車を襲っていたり、どこかトボけた吸血鬼たち。そして恐怖の対象は吸血鬼の存在ではないところもミソ。お得意のワンシチュエーション・コメディにみせかけてきちんとホラーになっている。リーダーポジションの佐々木蔵之介のコート姿、弟分キャラの堺雅人の切なさなど女子的胸キュンポイントにも注目。なお、三谷作品に馴染み深い故・伊藤俊人の最後の舞台出演作でもある。
- 公演記録
- 2001年6月2日〜2001年7月8日 PARCO劇場
- 作:三谷幸喜 演出:池田成志 出演:堺雅人、佐々木蔵之介、橋本潤、河原雅彦、伊藤俊人、手塚とおる/松尾れい子
マトリョーシカ
- 笑いとミステリーの果てにあるもの
- オーディションとの名目で呼び出された若手俳優(市川染五郎)と、彼を呼び出したベテラン俳優(松本幸四郎)。ベテラン俳優の行為ひとつひとつが、実は若手俳優への巧妙な罠であり――。虚と実がくるくると入れ替わる様はまさにマトリョーシカ状態(開けても開けても人形が出てくるロシアの民芸品)。しかしむやみにするどいミステリーマニアのお花屋さん(松本紀保)の登場を機に、事態は予想外の展開に。幸四郎率いる「シアターナインス」への書き下ろし作第2弾。ある意味観客をだましつづける“俳優”という生き方を問う入魂作。
- 公演記録
- 1999年4月25日〜1999年5月25日 PARCO劇場
- 作・演出:三谷幸喜出演:松本幸四郎、市川染五郎、松本紀保
笑の大学
- 喜劇作家の覚悟を描いた世界的名作
- 当初はラジオドラマとして生まれた物語を、1996年に青山円形劇場で舞台化。読売演劇大賞・最優秀作品賞を受賞。DVD化されているのは、1998年の再演版だ。物語の舞台は昭和15年の東京。劇団「笑の大学」座付作家(近藤芳正)が、警視庁の検閲官(西村雅彦)に、新作の検閲を受けている。そもそもこのご時世、娯楽自体が不謹慎と考える検閲官はわざと無理難題をふっかけるが、作家はそれらのハードルを“さらにおもしろくする”ことでクリアしていく……。「喜劇作家」としての覚悟が伝わる秀作。のちにロシアやカナダ、イギリス・ウエストエンド、そして韓国でも上演されるなど、世界級の成長を見せている。2004年には役所広司、稲垣吾郎主演で映画化も。
- 公演記録
- 1998年6月5日〜1998年6月28日(再演) PARCO劇場
- 作・演出:三谷幸喜 出演:西村雅彦・近藤芳正
発売元:TBS
販売元:ポニーキャニオン
6090円(税込)
その場しのぎの男たち
- 汗だく政界人が右往左往の爆笑喜劇
- 1992年、佐藤B作率いる劇団「東京ヴォードヴィルショー」で初演。DVD化されているのは、のちに劇団30周年記念公演として上演されたもの。昭和24年、大津の路上で来日中のロシア皇太子が襲撃された「大津事件」。就任5日目にしてこの大ピンチを迎えた総理大臣の松方正義(佐渡渡)は、あらゆる閣僚と知恵をしぼって“その場しのぎ”の対策をひねる。しかし所詮は“その場しのぎ”。事態はよけい混乱していき、さらに政界の黒幕・伊藤博文(伊東四朗)、気はいいけれど締めが今一歩の農商務大臣・陸奥宗光(佐藤B作)らが話に加わって、なんだかもうしっちゃかめっちゃかに……。三谷が敬愛し、三谷を敬愛する喜劇俳優が集結、互いへの敬意が舞台上で実を結んだ、いわば職人系舞台。
- 公演記録
- 2003年10月11日〜11月 3日:東京/本多劇場
- 2004年 1月 5日〜 1月 7日:大阪/大阪厚生年金会館 芸術ホール
- 2004年 2月17日〜 2月19日:名古屋/愛知厚生年金会館
- 2004年 2月28日〜 2月29日:福岡/福岡メルパルクホール
- 2004年 3月11日〜 3月14日:東京/東京芸術劇場
- 作:三谷幸喜、演出:山田和也 出演:佐渡稔、坂本あきら、市川勇、石井愃一、佐藤B作、伊東四朗
竜馬の妻とその夫と愛人
- 上演のたびに満員御礼の人気作
- 2000年初演の「東京ヴォードヴィルショー」作品。のちに3度の上演を重ね、2006年にはニューヨーク公演を果たしている。DVD化されているのは、2005年上演版。かつて坂本竜馬と愛し合った妻・おりょう(あめくみちこ)が、彼の死後に再婚した冴えない商人の松兵衛(平田満)。竜馬に激似な愛人・虎蔵(佐渡稔)の存在にも、松兵衛の反応はいまひとつ。そこへ、竜馬の十三回忌を知らせに、元海援隊士(佐藤B作)が訪れる――。竜馬が激動の人生を駆け抜けた、そのあとに残された人々の胸に残るさざ波。それを笑いと涙で織り上げて、これもまた劇団の定番レパートリーとなった。
- 公演記録
- 2005年10月13日〜10月30日:東京/紀伊國屋ホール
- 作:三谷幸喜、演出:山田和也 出演:佐藤B作、佐渡稔、平田満、あめくみちこ、(ダブルキャスト)山口良一
「アパッチ砦の攻防」より 戸惑いの日曜日
- キャストを変えてもおかしみは不滅!
- 1996年、『アパッチ砦の攻防』とのタイトルで「東京ヴォードヴィルショー」により初演。DVD化されているのはその10年後、三谷による加筆版として生まれ変わった新バージョンだ。かつて自らが暮らした広いマンションの一室に、すでにその部屋を手放した男(佐藤B作)が修理業者に扮してしのびこむ。現在の家主の留守中に、どうしても今なお悠々自適なふりをしたい相手、つまり愛娘(中澤裕子)が訪ねてくるのだ。しかし折り悪く家主(西郷輝彦)が帰宅して……。汗だくで右へ左へと駆け回り、嘘を重ねていく佐藤の熱演と、気づけば大いに翻弄されてしまう西郷のきょとん顔がたまらず可笑しい。
- 公演記録
- 2006年8月31日〜9月10日 池袋・サンシャイン劇場
- 作:三谷幸喜、演出:佐藤B作
出演:佐藤B作/西郷輝彦/あめくみちこ/細川ふみえ/小島慶四郎/中沢裕子/角間 進/佐渡 稔/市川 勇/小林十市/山本ふじこ/小林美江/市瀬理都子/斉藤レイ
伊東四朗生誕?!七十周年記念「社長放浪記」
- 喜劇人が世代を超えて結集
- 2007年、三谷が敬愛する喜劇俳優・伊東四朗の「生誕?!70周年記念」と銘打った企画公演。古い日本映画好きなら誰もが唸る「社長シリーズ」をリスペクトしてやまない三谷が、伊東を社長役に据えて新作コメディを書き下ろし。演出を三宅裕司が手がけ、出演に佐藤B作、中村メイコ、山口良一、東貴博ら、喜劇人生ばく進中の面々が結集。おとぼけ社長とずっこけ部下が、本多劇場を爆笑の渦におとしいれた。
- 公演記録
- 2007年6月25日(月)〜7月22日 下北沢本多劇場
- 作:三谷幸喜、演出:三宅裕司、
出演:伊東四郎 佐藤B作 三宅裕司・藤澤恵麻 山口良一 東貴博 伊東孝明 川本千明・中村メイコ
Text●小川志津子
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